シオドマクは本当にノワールが上手い。リチャード・コンテの人たらしぶり、病室からの脱出、悪徳弁護士事務所での立ち回り、夜の街を走る自動車内の治療、大女ホープ・エマーソンの不気味なたたずまい。それに、イ…
>>続きを読む主人公の刑事と犯罪者が幼馴染みという設定があまり生かされていないし、刑事メインとなる前半は真面目すぎて精彩を欠いているけれど、その不敵な面構えからか悪人キャラクターがよく似合うリチャード・コンテがメ…
>>続きを読む悪党が悪事を重ねていき、周りの影響も省みず真の悪党になっていく。どこまでもついて来てくれると思っていた愛する女も、ああ哀しいかな…
綺麗どころもいいが、宝石強盗のゴツい彼女も迫力があってツボでした(…
常に不遜でおなじみのリチャコンが今作では不遜を通り越して何か禍々しい殺気を放っている(けど、終盤マチュアに電話するシーンでかぶってる帽子が似合ってなくてなんかカワイイ)。
マチュアはどことなく説教く…
名匠ロバート・シオドマク監督による、硬派な【フィルム・ノワール】。
敏腕警部補、キャンデラ(ヴィクター・マチュア)とギャング、マーティン(リチャード・コンテ)。
相対立する旧友2人の追走の決着は…
このレビューはネタバレを含みます
愛のために動く犯罪者、ロマンティックな響きに隠れがちだけどその愛とやらでどれだけ人に迷惑かかってんだ償えって話。
リチャード・コンテの親父のタクシー代うんちゃらの支払い場面から、ヴィクター・マチュア…