しろくろさんの映画レビュー・感想・評価

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ジュリアン(2017年製作の映画)

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ジュリアン

強烈なホラー
共同親権がほとんど議論されていないまま日本にも導入されようとしている現実がさらにホラー

剣鬼 4K版(1965年製作の映画)

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剣鬼

キリングマシン市川雷蔵の設定はおもしろいと思う

still dark(2019年製作の映画)

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still dark

感情が台詞になっていないのがとても良い
決意や思いが行動として視覚化されて映画的
ずっと手に汗握る感じが続く

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

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テオレマ

おもしろい
テーマは全く違うが『Saltburn』よりこっちが好み
全編パゾリーニの独白みたいなもので一瞬映る鎌と槌が最高

シルバー・サドル 新・復讐の用心棒(1978年製作の映画)

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シルバー・サドル 新・復讐の用心棒

なかなか良いマカロニ
子役のスヴェン・ヴェルサッチの魅力
94分しかないのに紆余曲折が多くて話が全然終わらない

ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

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イメージズ

遠景に人影一つ置くだけで絶大な効果を出している
噛み合わない会話とおもしろいカメラワークで独特の世界観

マリオネット 私が殺された日(2017年製作の映画)

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マリオネット 私が殺された日

おもしろい
ただし構成とか展開はやや破綻気味
実話ベースで映画向けにエンタメとしてかなり脚色されて現実の方がいたたまれない

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

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ディープ・ブルー

おもしろサメ映画
サミュエル・L・ジャクソンの有名なシーンも見られて満足

ある男(2022年製作の映画)

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ある男

社会問題はスパイス程度の扱い
唸るようなサスペンスがあるわけでもなく
ちょいちょいおもしろい画はある
予定調和的に話は閉じていく

ディシジョン・アット・サンダウン(1957年製作の映画)

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ディシジョン・アット・サンダウン

復讐に燃えているはずのランドルフ・スコットのグダグダぶりを楽しむ…のか?

前に見たライド・ロンサムもそうだったけど字幕の質がGoogle翻訳レベルより酷い
代わり
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白鯨(1956年製作の映画)

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白鯨

さながら怪獣映画のようだった
モビィ・ディックは神と悪魔の両属性を備えたような存在でグレゴリー・ペックはそれに魅入られ最終的に取り込まれてしまう
人間がそれらに対して畏怖するだけではなく超克し
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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LAMB/ラム

過去はやり直せない
筋はわかるが余白が多すぎるのであれやこれや考えたくないのが正直なところ
安易にキリスト教的なコンテクストに頼りたくなるがアイスランド民話がベースと言われてはお手上
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哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

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哀しみのベラドンナ

力を求めても良いし全てを欲しがって何が悪い
むしろ全部持っていってくれ

ディズニーのフルアニメの真逆に存在するリミテッドアニメのはしりとしての虫プロが作ったアニメーションとして
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

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ゾンビワールドへようこそ

クリストファー・ランドンの作風だということはなんとなくわかるんだけど、これは笑わせてやろうという気持ちが先行し過ぎててゾンビ設定がおざなりだな
部分的にいくつかクスッとでき
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来る(2018年製作の映画)

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来る

半ば過ぎたあたりから急におもしろくなってくる
(わけはわかるけど)わけのわからないものを見ている感がとても良い
クレジットに川村元気の名前を見つけてゲッとなった

七月のクリスマス(1940年製作の映画)

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七月のクリスマス

共感生羞恥をザワザワと掻き立てられてしまった
さまざまな移民や人種が住む街でアイルランド系の主人公が示すノブレスオブリージュ
黒猫は吉兆か凶兆か
ウサギのインサートは二人が発情して
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

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アルキメデスの大戦

人を殺す道具は美しい

山崎貴の演技や演出の付け方はどうにも気になるがそれ以上に奇跡的に原作とうまく噛み合って危ういバランスの上できちんと見られる映画になっている

なぞる話から
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オーディション(2000年製作の映画)

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オーディション

殺し屋1の垣原的なメンタリティ?

映像として見せられている事実が半分ほど
残りが石橋凌の回想なのか幻視した出来事なのか虚実は曖昧な方へ傾いていき、観客がきっとそういうことだったんだ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

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ジョン・ウィック:チャプター2

前作はアクション映画としてのリアリティラインがどこにあるのかをはかりつつ見て、ホテルやコインが出てきた辺りでけっこうお花畑的な世界なんだとわかったので今作も気楽に見れ
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斬る(1962年製作の映画)

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斬る

斬られているのは話だった
贅肉が削ぎ落とされた71分のジェットコースタームービー

ファーストショットから三隅研二の美学が光る
雷蔵の立ち回りのドリーショットは興奮する
襖を開けて回るシーケン
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イコライザー2(2018年製作の映画)

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イコライザー2

正義の執行度合いにもはやサイコパス味さえ感じる

僕と彼女のファースト・ハグ(2020年製作の映画)

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僕と彼女のファースト・ハグ

おもしろい
病の当事者にしてみればもっと深刻な問題なんだろうけど、とてもキュートでポップな映画に仕上がっていて楽しい
見終わったら割とハッピーな気持ちになれる

ある過去の行方(2013年製作の映画)

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ある過去の行方

おもしろい
極上の鬱々コンテンツ
演出や美術も映画の中身に即して堅実に撮られている
ガラス越しの意思疎通・片手負傷しての運転・壊れた自転車・ペンキ塗り直し最中の雑然とした家・Tシャツ
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百萬圓貰ったら(1932年製作の映画)

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百万円貰ったら

飽きずに見られるんだけど話によってあまりにも撮り方はが違うなと思って調べてみたら、8人の監督によるオムニバス作品だった
ルビッチは洒落てる
喜劇あり悲劇あり楽しい

スターリングラード(1993年製作の映画)

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スターリングラード

ジュード・ロウ出演じゃない方

ひたすら泥臭く地獄から地獄へ
けっこう撮り方は甘いと思うけどここまで熱量で圧倒してくれると多少の粗さは消し飛んでしまう

女性No.1(1942年製作の映画)

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女性No.1

階段での立ち位置もオフィスの場所もキャサリン・ヘプバーンの方が上でスペンサー・トレーシーが渋々尽くす側にまわりジェンダーの逆転が起こる
女性が家庭に収まることが円満な解決法という当時の
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高地戦(2011年製作の映画)

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高地戦

韓国特有のツイストとねちっこい展開で朝鮮戦争を描く
日本統治時代からの東西冷戦等の背景はかなり省略されているが見ていてなんとも気が重くなる

アウトポスト(2020年製作の映画)

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アウトポスト

タリバンはともかくとしてアメリカは何と戦ってるんだ
蟻地獄の底で自滅消耗戦に自ら挑んでいるようにしか見えない

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

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モスル〜あるSWAT部隊の戦い〜 

イラクでのISISに関する映画は初見
シリアでの出来事は少し齧っていたが隣国イラクでもこの様なことになっていたとは勉強不足だった
実話ベースとはいえフィクションの
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アフガン・レポート(2014年製作の映画)

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アフガン・レポート

おもしろい
ヒリつくような緊張感がずっと続く
この地獄の様な時間が早く終わってくれないかと願い、見終わるとどっと疲れて気分が沈むぐらいには没頭した

黄龍の村(2021年製作の映画)

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黄龍の村

ちゃんとおもしろいのがすごい
阪元監督メソッド満載
待ってましたの展開が続く

アフガン(2005年製作の映画)

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アフガン

フルメタルジャケットミーツプラトーン
そこそこおもしろい
ハインドが印象的に使われている
ほぼソ連側の視点なのでその辺りは割り引いて見る必要あり
未だアフガニスタンは混沌とした状況のままだ

フェート/双生児(2007年製作の映画)

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フェート/双生児

ちょうど良い感じに楽しめるホラー
日本やハリウッドでは扱いづらそうなモチーフ

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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グランツーリスモ

アバンタイトルまでは良かった
レースパートは見せ方にハッタリが効いていて楽しめるがドラマパートにハリウッド的凡庸さを感じる

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