朝から夜中までの作品情報・感想・評価

朝から夜中まで1920年製作の映画)

VON MORGENS BIS MITTERNACHT

製作国:

上映時間:65分

3.6

『朝から夜中まで』に投稿された感想・評価

ドイツ表現主義映画からしか得られない栄養がある。
表現主義映画といえば個人的に2通りあると考えていて、一つは内面を空間に反映するな表現主義。もう一方で心理描写の演出的に見せる表現主義。
『朝から夜中…

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当時ドイツ本国では公開されず、日本と上海でのみ公開された隠れた表現主義映画。表現主義演劇の先駆けとなった同名舞台劇の映画化。撮影はラング監督「ドクトル・マブゼ」(1922)「ニーベルンゲン」(192…

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授業の課題で。
表現主義について学んだ一環で紹介された。
徹頭徹尾'主観'だなと。
映像はもちろん三人称ですが、
中身はPOVなんだろうな。
メイクや音楽、セットなどは全て主人公の目に映っているよう…

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河

河の感想・評価

4.0

表現主義映画特有の平面的な演出が突き詰められていて、その中にトリッキーで幻想的な演出がある。カリガリ博士と同じ年の映画だと思えない。

貧乏でありふれた家庭を持つ銀行のキャッシャーとして働く男が、他…

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やばいもん見てもうた激ヤバ映画の祖?
みんな背景に合わせて顔に極太の線入れられてるのは芸が細かいけど最初の激ヤバ村あれ以上見続けたら気が狂っちまう
湿疹

湿疹の感想・評価

-
『カリガリ博士』が直線の強度的な狂気なら、こちらは曲線の、もっと陰湿な狂気
純粋なドイツ表現主義映画は本作と「カリガリ博士」の二本だけ、ドイツ本国でも失われたフィルムが日本で発見された!というはなしをきいた。
アン

アンの感想・評価

-
印象的な街の形。吹き荒れる雪。
彼の心が映す歪んだ、ちぐはぐな世界。
ドイツ表現主義の映画とは知らなかった。
Bigs

Bigsの感想・評価

-

神戸映画資料館の「知られざる表現主義映画の傑作」特集にて鑑賞。
国立映画アーカイブ所蔵。

常石史子さん(元・国立フィルムセンター研究員)の解説がとても面白かった。
本作はドイツ本国ではロストフィル…

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