山の焚火に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「山の焚火」に投稿された感想・評価

324

324の感想・評価

3.8

環境素材や画が良いだけに他がやや残念。営みが見えにくい。単純化された面白みのない説明的台詞、劇然とした展開。イノセントとかホーリーグーフとかではなく、完全に発達的・複合的なそれ。石積みアールブリュッ…

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shinichiro

shinichiroの感想・評価

4.0
◎ 閉鎖的な山奥の4人家族(+祖父母)の聾唖の坊やを中心に本能的な衝動が見事に描かれていた。
坊やが微かに聴こえていただろうほんわかとした不穏な音楽と曇り空が絶妙に重なる。
お塩

お塩の感想・評価

3.5
胸糞だけど何故だか最後は好き
徐々に文明が進んで行くのに急に引き戻されるのが妙なソワソワ感ある
あ

あの感想・評価

3.6
終盤にかけてハイライトされる秒針を刻む音が導く不穏さ、そこからの開花。
良いけどそれ以上もない
水蛇

水蛇の感想・評価

4.0

絶妙に嫌悪感を催すギルティプレジャーとしてのファミリーロマンス。いい。いいっていったら語弊があるレベルの居心地の悪さがいい。まるできもちよくない。それがいい。こんなものできもちよくなれてたまるかって…

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坊や、かわいいよ坊や
やっぱりそうなったか、の結末
不便で純粋な生活
家族の血の濃さ
怒りんぼう

人は死ぬけど美しい
これでいいのだ
yuuuk

yuuukの感想・評価

3.6

性と神話のイメージ。耳が聞こえない少年は常に何かの中間の存在で、娘と親とのあいだに住んでいたり、人と自然の岩や木々や動物たちとのあいだで揺らいでいたりする。癇癪持ちは親子おなじで、草刈機が動かなくな…

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風ノ助

風ノ助の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人里離れたスイスの山中で他人と関わらず自給自足で暮らす一家
姉弟は学校にも行かず暮らしを助けて働いている
耳が不自由な弟は思春期を迎え苛立つエネルギーをどこへ向けていいのかわからず父親は彼を持て余し…

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このレビューはネタバレを含みます

聴覚障害を持つ息子と家族の生活を通して、自然と近代との相克を描いた寓話。一家は閉ざされた山奥で次第に文明との接点を失い、エロスとタナトスに呑み込まれていく。語りの余白が豊潤さを生んでいる典型
Aix

Aixの感想・評価

3.5

フレディMムーラーによるマウンテントリロジーの2作目の作品。アルプスで暮らす4人家族の話。

期待値が高過ぎた&この間リアルにスイスの山々たちを目にして来た分、若干拍子抜けする作品でした。もちろん、…

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