環境素材や画が良いだけに他がやや残念。営みが見えにくい。単純化された面白みのない説明的台詞、劇然とした展開。イノセントとかホーリーグーフとかではなく、完全に発達的・複合的なそれ。石積みアールブリュッ…
>>続きを読む絶妙に嫌悪感を催すギルティプレジャーとしてのファミリーロマンス。いい。いいっていったら語弊があるレベルの居心地の悪さがいい。まるできもちよくない。それがいい。こんなものできもちよくなれてたまるかって…
>>続きを読む性と神話のイメージ。耳が聞こえない少年は常に何かの中間の存在で、娘と親とのあいだに住んでいたり、人と自然の岩や木々や動物たちとのあいだで揺らいでいたりする。癇癪持ちは親子おなじで、草刈機が動かなくな…
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人里離れたスイスの山中で他人と関わらず自給自足で暮らす一家
姉弟は学校にも行かず暮らしを助けて働いている
耳が不自由な弟は思春期を迎え苛立つエネルギーをどこへ向けていいのかわからず父親は彼を持て余し…
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