ルシアンの青春に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「ルシアンの青春」に投稿された感想・評価

このルイ・マル監督の「ルシアンの青春」は、非常に苦い洞察のこもった、青春に関する人間映画の秀作ですね。

16歳のフランスの田舎の青年ルシアン。
彼は第二次世界大戦の中、レジスタンスとなって山へこも…

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あなたの言ってること正しいよ、だけどさ...ってここ数年よく感じる...リベラルエリートの人たちに...

ルシアンはみんなに愛される主人公ではない。
軽度の知的障害を思わせる描写が続く(だれも言っ…

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1944 年のフランス。
まだわずか17歳で若く未熟な青年ルシアンは病院で真面目に働く清掃員。小鳥を撃ち、兎を追い掛ける暇な日常。
母親が父親の留守中に愛人男性と暮らし、息子のルシアンにあまり来るな…

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avantgarde

avantgardeの感想・評価

4.1

ひとの心も道徳心も崩壊した戦時下。
身勝手な母親からも村のコミュニティからも拒絶され、行き場を失い、孤独とともに彷徨う仏青年ルシアン。そんな中ある成り行きから彼はドイツ警察の一味となってしまう。分別…

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ルシアンがゲシュタポの目明しでなく当初の目論見通りレジスタンスに入ってたとしても、青春の青春たるその鮮烈さは変わらんのよな、きっと。
K

Kの感想・評価

4.4

何かに属したい、という人間の本質を描いてる。

希望したコミュニティに拒絶されれば、正反対のコミュニティに属することもある。自分を認めて受け入れてくれるなら。

さらに、権力を得たなら振りかざしたく…

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LACOMBE LUCIEN
このありふれた名前の青年。歴史の渦にたまたま飲み込まれただけの。。

「几帳面でいい人たちよ」とドイツ人を誉める対独協力者(コラボ)のリーダーの女。日々送られる無数の密…

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Riy

Riyの感想・評価

4.1
映像も至る所で素晴らしく、ルシアンが自転車で疾走するシーンが印象的でした。緑。
otomisan

otomisanの感想・評価

4.1

 青春の中にルシアンを片付けてしまうのはよくない。確かに投げ遣りとみえるほど、ヤクザを気取って若くして死ぬルシアンだが、若気の至るところが死だったと思うなら、この若いだけの虚無家を甘やかしすぎるだろ…

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R

Rの感想・評価

4.5

久々の3回目鑑賞。あんまドラマ性が盛りだくさんなわけではないのに上映時間が140分もあるので、なかなか見返そうと思わないのだが、今回は所有しているBlu-rayを売っぱらっちまうかどうかを決断するた…

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