順風ライフseason4

ルシアンの青春の順風ライフseason4のレビュー・感想・評価

ルシアンの青春(1973年製作の映画)
5.0
あなたの言ってること正しいよ、だけどさ...ってここ数年よく感じる...リベラルエリートの人たちに...

ルシアンはみんなに愛される主人公ではない。
軽度の知的障害を思わせる描写が続く(だれも言ってないけど言っちゃまずいやつ?)。近所のだれだれがレジスタンスで活動してるらしいと聞いて、体力が有り余ってるルシアンは申し出るが断られる。レジスタンスはリベラルエリートとまでは言えなくても、ルシアンのような人を排除した。(まあリスキーだよねそれも理解できる)その後彼はドイツ警察の人に気に入られその手先になる。レジスタンスやナチスがなにをしているかは彼にとっては重要ではなかったのだ。川上未映子『黄色い家』でカード詐欺に加担する少女たちを思い出す。「正しくないよ、それは正しくはないけど、でも間違っているわけじゃない。そう感じるの」
ルシアンはユダヤ人の女の子に恋をする。つれ〜よ〜