フェリーニ監督の妻であり、彼の監督作品でいくつも主演をはってきたジュリエッタ・マシーナが、夫に愛想を尽かされた妻を演じている。
錯乱したジュリエッタは現実と非現実の区別がつかなくなっていく。
今ま…
これを夫婦仲が悪かったときに書いて、奥さんに演じさせるあたり、フェリーニちょっと嫌なやつだなと思いました。
フェリーニのエンディングの解釈に、ジュリエッタ・マシーナは異論を唱えてたらしいけど、私は…
個人的フェリーニ最高傑作。一つ一つのイメージが際立っていて、面白い。はつらつとしたテンポで、映像の洪水に流されていく。光と影、仮面や華麗な衣装が効果的に配置され、音楽も良い。ラストの解放のシーンが途…
>>続きを読むカラーのフェリーニも悪くはないなといえる色彩の豊かさ。
猥雑さを湛えながらも、全体のカオスをコントロールしつつ、その勢いのまま進めてしまう辺りはフェリーニらしく、彼にこそできること。
艶やかなんだけ…
フェリーニ監督初のカラー作品。
奇抜なファッションやセットデザインは言わずもがな、その鮮烈な色彩や色使いからは何かアトリビュートが隠されているんじゃないか、と思わされるくらい暗示的なメッセージ性や意…
フェリーニ作品のミューズにして、実妻のジュリエッタ・マッシーナが同名の主人公を演じる。フェリーニにとって初めてのカラー作品なだけあって、気合の入った色彩が目を奪う。現実と夢が錯綜する神秘体験、『8 …
>>続きを読むオープニングからギラギラ、カメラ動きまくり大騒ぎで最高。回想シーンで飛行機に乗り込もうとする謎の場面、ベルイマンオマージュとしてもだいぶアホな感じで良い。劇とかツリーハウスの映像とかわけわからんて。…
>>続きを読むフェリーニの妻ジュリエッタ・マシーナが役名もジュリエッタのまま、夫を愛し過ぎて壊れていく敬虔なキリスト教徒で真面目な妻。孤独になる事が不安という中年女性(共感)の心の闇が妄想になり現実との境目が曖昧…
>>続きを読む心の養分が枯渇してきたときにはフェリーニを観るに限る。
彼が創造したものを想像しながら観る。
フェリーニ作品は心の栄養剤です。
結婚15年目を迎える裕福な家の妻ジュリエッタ。
その結婚記念日の夜…