贔屓にしている中平康監督でも好きじゃない作品はあるが、本作がその一本。最後長門裕之が当たりやに失敗したのは、ホルモン鍋屋轟夕起子を騙して絶望死させた天罰であり、決してブランコの一件で美化されるもので…
>>続きを読む62年公開の中平康×新藤兼人×姫田真佐久の大阪釜ヶ崎版「生きる」?
当たり屋稼業で仲間からも罪悪感ないまま搾取する人でなしが“啓示”で善に目覚めていくヒューマニズムを主人公のズレた倫理観ひっくるめて…
【大阪の広場で賭博黙示録】
Amazon Prime Videoでは昔の日本映画が多数配信されている。聞いたことないような作品も多く、好奇心掻き立てられる。そんな中、出会ったのが『当たりや大将』だっ…
先日seapony3000パイセンと北千住で飲んだのですが、その時教えてもらいました。今思うと2軒目があのホルモン屋を思い出す(失礼)
コミカルな人情劇かと思って見てたら話はどんどん日本昔ばなしさな…
当たり屋の末路。物凄い人間ドラマだ。
中平康×新藤兼人×長門裕之+轟夕起子。
もう序盤の今から60年前の釜ヶ崎の風景でお腹いっぱいになる。
この貧困生活の中でも皆が明るく自由で歌も口ずさむ。前半と後…
とにかく全てが間違いまくり。根は悪い奴じゃないんだけどな〜。
そう言いつつもなぜ誰も彼もが間違い続けてしまうのか。そもそも正しさとは何なのか。
そこまでは至らずひたすら間違い続ける人々をただただ描く…
釜ヶ崎ロケ作品。歴史的な資料映像になりそう。
主人公の人でなしっぷりったら。それだけはやったらあかん、ってことに手を出すとは思わず。
一転、サスペンス調になるのかというシーンは、フリが効いている…