当りや大将の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『当りや大将』に投稿された感想・評価

桑田佳祐に激似でお馴染み長門裕之版「生きる」

オープニングの大阪のドヤ街は映画という虚構の空間を超えて現実に突きつける迫力がある。群衆の勢いには見応えがあり、発展途上国としての日本をこれでもかと見…

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ななみ

ななみの感想・評価

3.5
轟夕起子さんになんてことを…!!!
良い話風にされても、貯金使い込むなんてどう考えても悪すぎて、感動もできなけりゃ笑えもしない。

@大阪,釜ヶ崎(人口密度が他の300倍は驚愕)
大好きなコンビ、中平康監督×轟夕起子で期待しないほうが無理!!
てっきりいつもの笑えるコメディかと思って観たら脚本が新藤兼人!シリアスだった…
良い話…

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モダニスト中原康らしくない釜ヶ崎の話

新今宮周辺には電車が3種類走っていて、どこを向いても背景で電車が走る(多分、スクリーンプロセス)。博打場になってる公園の横の高架は多分南海、盛り上がった線路が…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1960年代映画:風刺喜劇:日活〗
1962年製作で、大阪の釜ヶ崎を舞台に、どん底の生活に咲く人間愛を描いた風刺喜劇映画らしい⁉️
ラストは…喜劇?って作品でした😅

2024年964本目
15年くらい前にリバイバル上映で観たけど犬を焼き鳥にする場面しか覚えてない

大阪西成のドヤ街で生きる底抜けに愚かな人間を描いた映画

主人公が有害な男性性の象徴のようなキャラクターなので共感できる箇所が微塵もなく、特に女将から金を奪って自殺に追い込んでおきながらブランコ如き…

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ニック

ニックの感想・評価

4.0
当時の所謂ドヤ街の雰囲気が伝わってきて良かった。大将のクズっぷりが度を越してるのに妙にリアリティがあって、少し怖かった。

贔屓にしている中平康監督でも好きじゃない作品はあるが、本作がその一本。最後長門裕之が当たりやに失敗したのは、ホルモン鍋屋轟夕起子を騙して絶望死させた天罰であり、決してブランコの一件で美化されるもので…

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62年公開の中平康×新藤兼人×姫田真佐久の大阪釜ヶ崎版「生きる」?
当たり屋稼業で仲間からも罪悪感ないまま搾取する人でなしが“啓示”で善に目覚めていくヒューマニズムを主人公のズレた倫理観ひっくるめて…

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