冒頭の横移動が本当に素晴らしい。何かが始まる予感がした。モノクロでなくともスタイリッシュで、終始構図が良い。ひたすらに虚しくて報われないストーリーだが、愛を描くことをお家芸とする国の、その中でも特に…
>>続きを読むフィリップ・ガレル大好きなのに何故か見逃していました。第68回ベネチア国際映画祭コンペティション部門上映作品。
本作は監督の友人である画家の人生をベースにしており、2組のカップルが…
男女間の危機、夫婦関係の破綻を描く男女4人のひと夏の物語。フレデリック、アンジェル、二人の空虚から目をそらすことなく、じっくり横顔を追い続ける映像描写がたまらなく痛々しい。音楽も美しく叙情的でしっ…
>>続きを読むニヒリスト/メランコリストは滅び、革命家は生き残る。
今際の際に現れた祖父モーリス・ガレルの詮の無い「死亡宣告」。愛はそれだけをもってしては成就しないという厳しい宣告。
結局、愛を「酸っぱい葡萄」…
不倫の話はわからんのでそもそも興味ないけどそれ以外のところはよかった。ダンスシーンはストレートにカッコいいし、死ぬと分かっている人物との最期の別れはなんだかあったかい。肉厚なモニカ・ベルッチとガリガ…
>>続きを読む淡々とわりとありがちなかんじで
離婚したのに、
置いていかれたフレデリックが急に
ものすごい追い込まれてく……
女性は、飾り物みたいな意識なのか。
それともちゃんと愛を求めてたのか。
フレデリックの…
俳優を目指すポールと恋人エリザベートは、画家で親友のフレデリック(ルイ・ガレル)に誘われローマにやってくる。フレデリックの妻は映画女優アンジェル(モニカ・ベルッチ)。ローマでのひと夏。二組の男女の愛…
>>続きを読む殆ど覚えてないけど、なんかエロかったような気がする
多分モニカベルッチって人がエロかったんじゃないかな?
「モニカベルッチ」って名前だけでエロくない?
「谷山もも」って名前もエロくない?
名前が…
このレビューはネタバレを含みます
病的に敏感な人々による滑稽なほどの愛の悲劇。
ルイ・ガレル、男女問わずに弱さを見せてきてズルい。セリフの通り、女なしでは生きていかれないことは自覚がある。でもそれだけではなく、彼は人間への依存体質…