どうでもいい色恋沙汰の話。といって(同じくどうでもいい色恋沙汰が好きな)ホン・サンスみたいにカメラ=視線の異様な生々しい面白さがあるわけでもなく、白黒である意味がまず無いし、音楽も卒業式のスライドシ…
>>続きを読むフランスの名匠フィリップ・ガレル監督が、『ジェラシー』『パリ、恋人たちの影』に続く3部作の完結編として手がけたラブストーリー。全国のミニシアター数館で公開されたが、現在も配信やDVD化はされておらず…
>>続きを読む■フィリップ・ガレル、キャリア終盤にして会心作。この人はフランス映画の申し子みたいな人だから、たいてい批評家・シネフィル好みの解釈をされがちだけど、実はいつも人と人との関係を描いている。今作はそれが…
>>続きを読む前半、ルイーズ・シュヴィヨットを撮るカメラがもうホン・サンス作品でのキム・ミニを見るかのような、視姦一歩手前の危うさを伴うセクシャルなショットの連続に惚れる。そばかすだらけのほぼノーメイクの女優にあ…
>>続きを読む曲がり角の先で立ったまま向かい合ってしてる。思い切り泣く。起こさないように着直してそっと扉を閉める。窓枠に両足で乗って喚き乱す。ベッドに胡座で壁に寄りかかり筆を走らせ。最大限軽装になってから布団に入…
>>続きを読む近年のガレルでベスト。ベルタ神。顔から顔へと移りゆく、縦横のパン!画面の左半分を占有するルイーズ・シュヴィロットのクローズアップ。画面開幕早々立ったまま!中盤も立ったまま!そして終盤も立ったまま!最…
>>続きを読むガレルやっぱおもろいなと思ったと同時に恋愛経験多いのかなガレルとなった、恋愛の本質なんて一生わからないけど誰しも歳をとったら削ぎ落とされたシンプルな生き方しかできなくなってくる、だからこそ三角関係の…
>>続きを読む過去鑑賞
「恐怖の報酬」のあと続けて鑑賞。こちらはお客さんたった5人…。
雰囲気は70年代、物語はしっかり現代なイメージ。
妙な3人の生活。2:1になる組み合わせがその時々の状況で変わる。女ふ…
フィリップ・ガレルの映画はだいたい女が主導権を握り愛した男が破滅する。愛に纏わる論争劇は相変わらず健在で、愛なんて知らないから今回もどっと疲れた。自分の性格がひねくれてるだけかもしれないけれど、女は…
>>続きを読む© 2016 Guy Ferrandis / SBS Productions