ゴダールの商業映画復帰作。
TVプロデューサーとその愛人、娼婦(ユペールさん!)を中心に恋愛や家族、人生を想像界、不安、商売、音楽の4章で描く。
スロー、ストップモーション、ブツ切りの音楽、ちっとも…
悪魔の都にて交差する人間の滑稽、愛すべき女女たちの憂いを編集室という遊び場からカチャカチャと、人生の暇つぶしに興ずるかのごとく眺め惚けるゴダールのやはり別格の視座。愛は、人生はといった大きすぎる主語…
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人は想像したり、特定の瞬間を凝視する時、時間が伸びる。ゴダール商業映画復帰作では、クールなサウンドの中で停止、スローモーションを多用することにより、人生の中で引き伸ばされる時間を捉えようとして…
ゴダールと名乗る映画監督の男は彼女から別れを切り出され、前の妻と娘との関係も良好では無い。そして男の彼女は田舎に引っ越そうとする...というお話
まさに『パッション』などへと続くゴダール後期の作風…
ゴダール第二の処女作。
(明らかにゴダールを自己投影した)男、愛人、娼婦の3人の男女の出会いと別れを4章の構成で描いた作品。
十数年ぶりの商業映画復帰作だが、コラージュのように切り貼りされた音楽…
Sauve qui peut (la vie), un film de Jean-Luc Godard. © 1979 Gaumont (France) / T.S.R. / Saga Productions (Suisse).