コータさんの映画レビュー・感想・評価

コータ

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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.2

学校をサボって遊び呆ける高校生の一日。

主人公の妹や友達など、周囲のキャラクターが効いてる。
友達のキャメロン。明るく陽気な主人公と対称的な彼は、憂鬱を抱えて人生を楽しむ術を知らない。
妹・ジーニー
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鬼畜(1978年製作の映画)

4.3

野村芳太郎×松本清張

「鬼畜生!それでも人間か!」

冒頭から修羅場の連続。子供が映るシーンはどれも危うく際どい演出ばかりでヒヤヒヤする。とにかく悲惨なストーリーに、見ていて胸が苦しくて仕方なかった
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暴動島根刑務所(1975年製作の映画)

4.5

大規模な囚人暴動を扇動した男の脱獄劇と反骨精神を描いた作品。
松方弘樹、北大路欣也ほか豪華キャスト共演。

めっちゃ面白かった!
熱々のエネルギーに満ちた映画だった。欲望剥き出しで反骨心溢れる登場人物
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野獣狩り(1973年製作の映画)

3.8

『日本沈没』と同年に公開された藤岡弘主演の刑事アクション映画。

名カメラマン・木村大作のデビュー作でもあるそうで、手持ちカメラを多用した撮影など、臨場感たっぷりの映像がふんだんに収められている。
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.3

劇場公開に先んじてテレビ放送で鑑賞しました。

「戦争は爆発音ではなく静寂から始まる」
人口43万人の湾岸都市・マリウポリ。多くの人が故郷を追われ、肉親をなくした戦争。どこでいつ生まれるかなんて、誰に
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 4K復元版(1966年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト10ムービーの一本にして、録画やDVDで何度も観ている映画なので、今更述べる感想もないのですが…

とにかく大満足の劇場体験でしたね。敬愛するレオーネの作品を是非一度映画館で観てみた
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

オッペンハイマーの矛盾と二面性を描いた作品として見応えがあった。3時間の長さを必要とするだけのドラマ性が詰まった作品となっていた。

180分の長尺である本作は大きく3幕構成になっている。マンハッタン
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.2

企業の暗い側面を見事にエンタメ化してみせた内容に引き込まれた。

本作における野村萬斎の芝居は過剰ともいえるほどにクセたっぷり。面白いのはそれが良い味になってたこと。

物語をメインとして牽引した及川
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

4.5

なんともセンス溢れる邦題だ。

声を失って喋ることができないという主人公が、雪深い西部の町に静かにやって来る。

セルジオ・コルブッチ監督のマカロニアクション西部劇。音楽はエンニオ・モリコーネ。主演は
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真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)

4.0

赤狩りに翻弄される映画人を題材にしたドラマ。
プロデューサーとして有名なアーウィン・ウィンクラーが監督・脚本を務める。

カリートの道(1993年製作の映画)

4.2

デ・パルマはサスペンス作品の方が好みだが、これは傑作。
終始、アル・パチーノが格好良すぎる。

勝手に逃げろ/人生(1980年製作の映画)

4.0

スローモーション&ストップモーションを多用した演出。オールヌードの濡れ場。

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

4.0

横溝正史原作、市川崑監督、石坂浩二主演。
日本人形の不気味なこと!

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.2

平野啓一郎の小説を福山雅治&石田ゆり子主演で映画化。
主人公が奏でるギターの音色。映画ならではの魅力。

真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.0

劇場版第2弾。ペットボトル・ロケットのシーンが素敵。

罪の声(2020年製作の映画)

4.3

新聞記者の取材 ~ 被害者家族のドラマ。
世の中への怒りを表現する中で、身近な人のことをおろそかにしてしまった後悔。

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