さよなら子供たちに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「さよなら子供たち」に投稿された感想・評価

似太郎

似太郎の感想・評価

3.8

別に悪い映画だとは思わないのだが、なぜかこの監督(ルイ・マル)がトリュフォーの模倣をしているようなある種の違和感が終始付き纏う。このような残酷な少年期を描いた映画をわざわざルイ・マルが手掛ける必要は…

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apple

appleの感想・評価

4.0
冒頭のおでこにキスして、口紅の跡が
残るのが愛らしい。
そして、とても苦しい。
あ

あの感想・評価

4.0
見ている間中、心のいちばん柔らかい部分をピーラーで剥かれているような感覚だった。痛いまでのみずみずしさ、みずみずしいまでの痛さも、黙して多くを語らないからこそ伝わるものだ。

子供の目を通して描く、
宗教の対立とナチスによるユダヤ人の迫害。
ラストは涙腺崩壊してしまった。

1944年冬。
カトリック系の寄宿中学校に、
神父が3人の子供をつれてやってくる。

3人のうち、…

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あー

あーの感想・評価

4.0
『ルシアンの青春』とは違った切り口でゲシュタポが絡む戦争映画
相変わらずルイ・マルは子供を撮るのが上手い
特に複雑な感情がこもった最後の表情にやられた
ピアノ教師がジャコブなのも俺得すぎる

「さよなら子供たち」

第44回ヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞した「死刑台のエレベーター」のルイ・マルの半自伝的作品。ナチス占領下におけるフランスのカトリック系の寄宿学校で過ごす少年たちを描…

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忘れられない幼少期の心の機微を、監督の心象風景が静かに沁みる良作、、

少年たちの瑞々しい姿と戦争の生み出す残酷な構造、ゆっくり手を振ることも出来ずに離される二人の別離が印象に残った。あと、レストランでのユダヤ人の老紳士を追い出そうとする兵士を将校たちが追い出す場面など…

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scarecrow

scarecrowの感想・評価

4.0
セリフの一つ一つが心に残る。でも、理解した気になってあれこれ語ってはダメな映画では…
監督自身のナレーションによる最後のコメントが全てかな。

このレビューはネタバレを含みます


この映画は、少年たちが良いですね。
ピアノをセッションするシーンが楽しい。ラグタイム風のメロディ。小生はいくらピアノを習ってもこんな風に遊ぶことが出来なかった。

でも、さよなら、さよならってみん…

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