2024年180本目
戦争で孤児となった少女の運命
『太陽がいっぱい』のルネ・クレマン監督が反戦の訴えを詩的に綴り、ベネチア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞名誉賞(後の外国語映画賞)などを受賞した…
太陽がいっぱいと同じルネ•クレマン監督の作品。一度は観ておきたかった作品をようやく鑑賞。
一言で言ってしまえば子供の目線から見た反戦映画なのですが、戦時下の少年と少女の歪んだ純愛を描いた作品でもあ…
このレビューはネタバレを含みます
あらすじで想像していたよりグロくなかった。
フランス映画っぽいサラッとした終わり方で、
最後の最後で感情的に子供っぽくなるのが印象的だ。
たしかにハイジとペーターみたいだ。
十字架とか仏壇とか死…
【十字架泥棒】
ルネ・クレマン監督が1952年に手がけ、同年のベネチア国際映画祭で金獅子賞、アカデミー賞で名誉賞(後の外国語映画賞)などに輝いた、映画史上の不朽の名作。ナルシソ・イエペスのギター演…
高畑勲の『火垂るの墓』の元ネタで、いま観るとストレートに反戦!反戦!といった雰囲気が濃厚。ルネ・クレマンの社会正義的なアプローチが些か古めかしさを感じる。
たしかにちびっ子同士の友愛描写など、観て…
このレビューはネタバレを含みます
教会の墓地から十字架を盗み、せっせと小動物の墓地作りに勤しむ2人。
はじめは亡骸を探して埋めていたけど、墓地作りのために虫やヒヨコを殺してしまう。
上空では戦闘機が飛び、人々を容赦なく攻撃してくる。…
あまりにも有名な映画だが、子供の頃の嫌な思い出を掘り起こされそうでずっと敬遠していた。
反戦映画と言われているけど、鑑賞直後はこれのどこが反戦映画なのかと考えてしまった。むしろ宗教的な意味合いが強く…
Braintrust