【そして誰もいなくなった映画館】
特集上映『オタール・イオセリアーニ映画祭』にて。
作中、映画は90分に収めるべき…という話が出てくるが、126分という本作も、そうなっていれば満足度がもっと、…
【韜晦】
共産圏で映画を作っていると言論統制が厳しくて思い通りにできない。
というわけでフランスに行ったはいいけれど、映画関係者の容喙がひどくてやはり思い通りにできない。
そんな映画なのかと思っ…
イオセリアーニ監督の映画のなかでも、かつ半自伝的な見やすさ、かつ強めのシリアス(検閲と上映禁止、監視など)のある作品ですが、他の『群盗、第七章』とかの抜群のバランスは無く、面白いってほどじゃなかった…
>>続きを読む己の進む道。
オタール・イオセリアーニ。
原題は『Chantrapas(ならず者)』。
-邦題には少々怒りすら覚える。
イオセリアーニの半自叙伝的作品である。
個人的に自伝的作品や、故人の伝記的作…
おじいちゃんがかっこいい映画ってのは良いですね。
それ以外は退屈だったけど…
といいつつ、原題が「役立たず」だと知った瞬間、ああなるほどなあと思ったし、そう思うといろいろなシーンが印象的なものになっ…
監視され抑制された檻のなかでも羽ばたこうとするのを忘れない。ひとびとは空を飛ぶ船を夢みては、ウォッカで苦渋を喉の奥に流し込む。邪魔をするものが人魚かなんかだったら良かったのに、なんて郷愁がさびしくぽ…
>>続きを読む初イオセリアーニ。
話も特に大きなことが起こるわけでもなく、台詞も説明も少ない地味な作品なのだが(と思いきや唐突に現れるアレもあるのだが)、どうにも目が離せないそこはかとない面白さ。他の作品も観たく…
オタール・イオセリアーニ監督の半自伝的映画。
公式サイト(https://bitters.co.jp/kisha/index.html )が素晴らしい。
本作を監督は、「…私たちの周りをとりまく…