理想の人に出会えない、自分には何の価値もないと悲観する主人公デルフィーヌ。どう過ごそうか迷いながら送る彼女のバカンスを描いている。
自然な会話に引き込まれるし、デルフィーヌの独特のこだわりが会話に…
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わ、私くらいいっぺんにいっぱい喋るじゃん。情緒不安定で急に泣き出すところに我が身の既視感。私もよく「考え過ぎ」って、もっとイージーに踊りながら生きよって言われます。ムカつくよね、ああいうの。あなたと…
>>続きを読む今回の格言「心という心の燃える時よ、来い。」というランボーの詩から始まり、ランボーの一番有名と言ってもいい詩「何が、永遠が、海と溶け合う太陽が。」で映像的に完結するのが詩的で美しいです。
同上の詩…
ヌーヴェル・バーグの中では最も好きな作品のひとつ。世俗的な性的欲求に対する女性のアンビバレントな揺れ動きというありふれた題材を軸として、バイオリンの無調音楽、ランボーの引用など、さりげない芸術性が押…
>>続きを読む敬愛する蓮實重彦氏が推していたロメール監督作品。ロメール作は初見だがこれだけで一発でファンになった。理想が高くてなかなか気に入った異性に出会えない、その癖人一倍寂しがりやの女性デルフィーヌが主人公。…
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理想の恋人を探す物語というより、自分自身に向き合う物語という印象。
お年寄りたちのジュール・ヴェルヌ談義から「緑の光線」という気象現象があることを初めて知り、どんな景色が見られるんだろう?!ってい…
おフランス映画ざんすシェ〜ッ!!🇫🇷
…といった、全編エスプリの効いた会話と女性ならではの心もようを繊細に綴った名匠エリック・ロメール監督の代表作。隠し撮りのリアルな映像が如何にもヌーヴェルヴァー…
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