ベルイマン監督の中でもかなり難解な作品。『鏡の中にある如く』『冬の光』に続く神の沈黙三部作の三作目と言われているけど、前2作とは話自体は全然関係ないのでどこから見ても問題なし。
海外旅行中の理性的…
沈黙は否定のしるし。誰かに嫉妬してしまうのも、見下さずにはいられないのも、満たされない何かを感じているから。知らないことばが行き交う異国の地で、ことばが通じても心は決して通じ合えないところに、翻訳家…
>>続きを読む神の沈黙ニ大傑作に続く三部作の最後ってことだけど、神より観客を黙らす感じの、傑作というか怪作。演者もほぼ黙り続けで眠気じわ〜、からの突如爆発でビクッと目覚めさせられるという嫌な緊迫感。ベルイマンの怒…
>>続きを読むギスギス途中下車の旅
神の沈黙三部作3作目。
独り身の姉とシンママの妹とその息子で列車に乗って旅行中。姉が体調を崩してしまい途中下車。とりあえずここに泊まりましょ!な話。
姉は翻訳家で知識層。対…
哀れみから生まれる劣等感
逃れられない痛みや悲しみ
愛されていないという不安からの孤独
この姉妹はお互いを軽蔑することで苦しんでいると同時に生きるバイタリティになっていたように思います
聖書の…
"神の沈黙"三部作『冬の光』は未見なのだが、今作もやはり難解だった。
恐ろしくて官能的で知的だったけど、これもベルイマン自身の問題を描いているようにしか思えなかった。
ホテルの廊下を歩く少年、小人症…
友達の誘いで、初めてのベイルマン!
難解だったしシーンが何を意味してるのか分からない部分は多かったけど、でも退屈せずに観れるくらい映像がほんっっっとに美しかった。
光と影と、あと鏡の使い方がものすご…
肉体と精神の不和。
本能と理性のディスコミュニケーション。
放埒と抑圧。
現代社会の中で人々が背負う自己矛盾。
過度に推し進められた文明化が齎したディスコミュニケーション時代の写し絵なのだろうか?
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