「正しく死ぬのはむずかしくない、正しく生きるのはむずかしい」そう言った神父に向けられる容赦ない銃口よ、このポスターのカットがあまりに美しくて観てみようと思ったけどここもほんとうに容赦ない愛する人との…
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記録
第二次世界大戦末期、ナチスはドイツ占領下で抵抗運動をしている人を積極的に追っている。「正しく生きるのが難しい」時代である。
愛のために犠牲を払うピナや抵抗運動に協力した神父の演技が生々しいし、…
昨日、レンタルDVDで初めて見ました。
昔ながらの現場主義としてネオレアリズモ(イタリア・リアリズム)を徹底して描いた凄いドラマ映画でした。
ロベルト・ロッセリーニ自身が第…
アンドレバザンの述べたように、内容ではなく文体でリアリズムを追求するがゆえに、物語に感動すると同時にある種の自己反省を行わざるを得ない。ディープフォーカスが捉える戦後イタリアの街は、ナラティブと同一…
>>続きを読む名匠ロベルト・ロッセリーニ監督に初挑戦。
ネオレアリズモ映画の代表作で、古典的評価が認められた作品ということでずっと気になっていました。
シナリオには当時24歳のフェデリコ・フェリーニも加わっている…
【映画史的な価値はあるが】
イタリア・ネオレアリズモの傑作という映画史的な評価がつきまとう作品です。
ロッセリーニ自身が、第二次大戦でイタリアが連合国側に降伏した後ナチス・ドイツに占領された時期…