映画であることを忘れさせる後半の迫真さはトラウマ級。ネオレアリズモのアイコン化しているアンナ・マニャーニが倒れる一連のショットも改めて見るととても呆気ない。人間が死ぬ瞬間とは思えないほど淡々とした空…
>>続きを読むこれを観ずしてネオリアリズモは、ということで半ばお勉強ではあったかも。やはり暗い気持ちになる。解放直後の作品とのことだが作り込んであってドラマチックな印象を受けた。『ドイツ零年』のほうが生の余白みた…
>>続きを読む『ドイツ零年』は短さゆえテンポが良くてヤケクソみたいな負のパワーに満ちてたけど、本作は救いがないだけの映画に思えてしまった。主人公が定まっていないからか、締まりがない感じもする。ただ、あの椅子の禍々…
>>続きを読む第二次世界大戦。イタリアは連合国に降伏後、かつて同盟国だったドイツによって占領されていた。
ナチスによる粛清と虐殺に抵抗するレジスタンスを描いた作品。
イタリアネオレアリズモの代名詞的映画。
英雄…
2023.0724
シネマヴェーラ渋谷で、ほぼ満席だった。
登場人物たちが、自我に翻弄され続け、各々の運命を仕方なく受け入れる芝居と演出の凄みに震えた。
少年たちの口笛のシーンは特に大好きだし、…
406作品目
再鑑賞308作品目
以前、テレビで魂が震えた作品。
ユーチューブで、何度予告編を見たことか。
オープニングの音楽から、興奮して声出そうになった。
作品、本当に力強い。
英雄なんて…
言わずもがなだけど、傑作。役者の芝居がずっと豊かで面白い。その役者、役柄じゃないと出せない滲み出るような可笑しみや優しさや悲哀が素晴らしい。この"滲み出るような"っていうのが重要で、その役者、役柄を…
>>続きを読む第二次大戦中、ナチス占領下のローマで指名手配されるレジスタンスとその逃亡を支援する神父。
このタイトル、真っ先に西部警察を思い出す。
冒頭からフィクションだと銘打っているが一つ一つの演出が生々し…