トスカーナの贋作に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「トスカーナの贋作」に投稿された感想・評価

Palak

Palakの感想・評価

3.5

いやー面白いわこれは。キアロスタミの底知れなさを改めて感じられる怪作。
単なる疑似恋愛と言うかごっこ遊びの内容としても攻めてて面白いんだけど、知らないはずの言語を使い始めたり、存在しない記憶が現実に…

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のんchan

のんchanの感想・評価

3.9

アッバス・キアロスタミ監督が初めて母国イランを離れ、ジュリエット・ビノシュを主演にした風変わりなラブストーリー。

ちなみにお相手はイギリス人のウィリアム・シメル。本業がバリトン歌手でオペラの舞台で…

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全くの他人が夫婦に間違われたことから、疑似夫婦を楽しもうとする二人。
ところがこれが現実になっていき、遂にはケンカまで始める始末。

途中などあれ遊びじゃなかったの?と思ったが、終盤はまるっきり夫婦…

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M

Mの感想・評価

4.0
うーむ 半券もある、予告編も観た、
思い出せない。
ジュリエット・ピノシュは好きな女優さんだが… ポンヌフの恋人は記憶が蘇るのに、
moran

moranの感想・評価

3.6
前半の画廊や車内、美術館のライティングや撮り方は好きだった。 「本物と贋作」というテーマも好き。 後半になるにつれてロメール作品に出てきそうな迷走した会話が続いてちょっと冗長に感じた。
kanekone

kanekoneの感想・評価

3.8
2人の会話が面白いので、多少の混乱はありつつすんなり観れた。嘘から出た誠なのか何なのか。ジュリエット・ビノシュがやはり魅力的で最高。

舞台はイタリアのトスカーナ
「贋作」を題材に本を書いたイジリス人作家の男
彼のファンでフランス人の古物商店主の女性
2人は1日限りのトスカーナの観光に。
ひょんなことから夫婦に間違えられた2人は、本…

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かい

かいの感想・評価

4.0
イランじゃなくてイタリア舞台だった。
喫茶店の女主人の話が良い。
本物より美しい贋作
不在

不在の感想・評価

3.6

上野の国立西洋美術館の入口に、ロダンの彫刻がいくつかある。
こういった像は、彫刻家が造った原型に、別の職人がブロンズを流し込んで鋳造しており、『地獄の門』に至っては世界に7体も存在する。
そしてその…

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2人の会話から垣間見えるキアロスタミの哲学、芸術論、ジェンダー論。

芸術作品の贋作のように、夫婦の関係が本物であるのか、偽りであるのかの境界線が次第に薄れていく様子が奇妙で心地よい。
キアロスタミ…

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