オーウェン

トスカーナの贋作のオーウェンのレビュー・感想・評価

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)
3.1
全くの他人が夫婦に間違われたことから、疑似夫婦を楽しもうとする二人。
ところがこれが現実になっていき、遂にはケンカまで始める始末。

途中などあれ遊びじゃなかったの?と思ったが、終盤はまるっきり夫婦になっており、贋作という邦題がいくつも疑問を生む。

前半のトスカーナの観光。
ほとんど中身は無く、会話の内容も聞き流していたが、夫婦という関係になると会話が違ってくる。

気になったのは向かい合って話すときは大概カメラに一人しか映らない。
最初は気にならなかったが、ケンカしだした辺りから段々会話が鬱陶しくなる。

キアロスタミはこれが初のイランを離れた映画らしいが、次回作でまたどういう題材を扱うのか。
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