溝口健二監督作品。
芸者という厳しい身の上で、男たちに搾取されながらも力強く生きていく女性が描かれる。
溝口健二監督作品って、搾取されたり、自己犠牲を払う儚い女性が印象的な作品がとにかく多いと思…
祇園を生きる芸者と舞妓の義姉妹のお話で最後静かに泣いてしまった。
出てくる男たちが、結局は彼女たちを物扱いであり、それでもなお妹のために身を捧げて「今日からみよりちゃんの旦那は私や」て姉さんの言葉に…
ファーストカットから美しい。完璧な構図で切り取られた美しい京都の花街を舞台に描かれる、二人の芸妓の物語。姉妹のようで母娘のようで恋人のようでもある小暮実千代と若尾文子の醸し出す濃密な空気感に圧倒され…
>>続きを読む舞妓さんを描いた作品ということで、今までに観た溝口映画の中で一番、たくさんの着物姿の女性を拝むことが出来た。舞妓さんがお囃子の音に合わせて 蝶のようにひらりひらり舞う、何と綺麗なこと。溝口健二の撮る…
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