メラン28号さんの映画レビュー・感想・評価

メラン28号

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劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ(2024年製作の映画)

5.0

観終わって第一声「給食、食べたーい!」
ドラマ第3シーズンの時からイカメシを甘利田先生は食べれるのか?食べれないのか?という心配にとうとう決着が!
今回も先生の給食愛が大爆発して、観ていてさが清々しい
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.7

この監督だからこんなところで終わらないだろう…と観ていたら、案の定怒涛のアクション、アクション、アクションが来てスカッとした。

因習村、謎の風習、犠牲になるパリピはよくある展開だけど、実は…ていう理
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ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)

3.7

邦題が悪い。原題のままか、「イマジナリーフレンド」全体を指すようなタイトルにすればよかったのに。

子供向け作品ではあるけど、大人と子供の狭間にいる主人公が、子供たちに忘れられたイマジナリーフレンドた
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アートのお値段(2018年製作の映画)

3.7

面白い映画というよりも勉強になった映画。
現代NYで起こっているアートとお金のドキュメンタリー。

アートのお値段は?と聞かれ、資産家、バイヤー、アーティストたちが色んな目線で答えてくれる。作品に惚れ
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転校生(2012年製作の映画)

4.5

主人公二人の「ついてくんなよ」の掛け合いがこれほど愛おしく感じるラストはない。
お互いにどこかナイフのような雰囲気を纏いながら、どこか惹かれあって、「ついてくんなよ」て言われながらもついてくる。あまり
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.3

血で始まり血で終わる映画だった。グロテスクな意味ではなくて。
自分が主人公と年齢ほぼ同じで、境遇も似てたりするせいか、
凄く共感しながら観ていた。
友達の子が嫌いなわけじゃないけど、この年になると子供
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算法少女(2016年製作の映画)

3.8

和算ぜんぜんできないけど神社で見かけたことあって、実際に映像で解説されると「なるほど~(けど分からん)」てなりつつ、普通に解説されるよりもわかりやすかった。庶民のおあきが、算術を武器に戦っていく様はス>>続きを読む

シグナル(2014年製作の映画)

3.3

絶妙な「面白くなるぞ」が継続するSF映画だった。SF好きな人なら刺さるシチュがところどころ有るんだけど、90分映画よりも、ドラマとして10話分➕シーズン2とかでやれば面白くなったのかな?

あのエリア
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.7

不思議な映画だった。

記憶を無くしてしまった男性が、記憶プログラムに添いながら行動して写真を撮る。
ふとした瞬間に「あれ?」となるシーンがあり、最後には静かな納得に至る。
忘れたくない記憶も忘れてし
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.5

映画に魅了された少年の、旅立つまでの物語。

チャイ売りだった少年がどうやって映画監督になろうとしたのか。
映画好きが高じて起こる事件や交友関係がとても微笑ましくて、そして彼を見守る両親の愛の深さに心
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.5

産まれた国が「アフガニスタン」だったというだけで、人生が狂ってしまう。
誰も難民になりたくてなってるわけじゃないし、思い出の家があったのに戦争のせいで出ていくしかなかった。
像してたよりも辛い。ドカン
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

4.0

「これだよこれ~!」ていう恋愛映画すぎて、頷きおじさんになってしまった。
アンハサ・ウェイだからこそ成り立つ、40歳と24歳の年の差恋愛。
終始アンハサ・ウェイが美しすぎて、癒し効果絶大。
恋愛映画だ
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チェイサー(2008年製作の映画)

4.0

韓国のアンダーグラウンドな世界と、警察の無能さをあざ笑うような作品で、これが実話をもとにしているからやりきれない。
希望を持たせた先で絶望に落としてくるのが韓国映画だけど、
後半の「あ~~~!!!!」
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ピンクの豹(1963年製作の映画)

3.4

奥さんに騙されていたとはいえ、警部が可哀そうすぎる。
物語が分かりづらいし、テンポも悪いから、
なんだかとっても眠くなってしまった。

アマプラの吹替えで見てたけど、
何度も英語になったり日本語になっ
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MAMA(2013年製作の映画)

3.4

ホラーとしては全然怖くないんだけど、
映画というよりもホラーゲームのような感覚で観ると楽しめたかも。

奥さんと関係者殺して、娘二人も殺そうとしていた父親が、
入院している弟に「助けてやってくれ」てい
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僕の恋とVHSテープ(2022年製作の映画)

4.2

短編映画では珍しい、わりと直球なラブコメディ。
宗教の違うカナダのラブコメってどんなオチになるのかとハラハラしたけど、80年代のVHSを使った面白い作品でした!
テープの上書きとか懐かしいし、奮闘する
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.2

蝉の声、風鈴の音色、母親の作ったアイス、お父さんとのキャッチボール、亡くなったはずの両親と過ごす夏の空気がじっとりと、しかしどこかうすら寒くまとわりつく映画。
文学のような喋り口調なのも、脚本家という
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

吹替えが下手すぎて、物語に集中できなかった。
ゴジラ・コング新しい帝国を先に観てたから、
こっちでもすでに共闘しとるやん~~!!てツッコんだ。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.6

吹替えで観るんじゃなかった…配信吹替えしかなかったせいで…。
吹替え下手すぎて物語に集中できなかったけど、
最後のゴジラ大乱闘シーンではド派手でよかったし、
ゴジラ好きな人からすれば大興奮では。
しか
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クラメルカガリ(2024年製作の映画)

3.5

ごちゃついてるせいか、中弛みがあったけど、最後らへんで一気にまとめてくれたから、ほどよく楽しめた。
デュララのイザナと静雄みたいなキャラクター出てきたから、あの作品好きな人は行ってみると楽しいかも。

クラユカバ(2023年製作の映画)

3.8

世界観が好きすぎる。
上映時間短いからテンポが良くて、謎を残しつつも、それが考察好きな人には好み。
主人公の回想シーンが人形劇だったり、仮面を被ったモブにゾクっとしたり。
この世界観でまた壮太郎の事件
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.7

ストーリーがシンプルだから、とんでもない島に来てしまった人間たちのパニック&脱出ストーリーに集中できた。
キングコングがとりあえず人間側なのも、安心して見れる。
スプラッターでもパニック映画でもなくて
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

デカさは強さ!
ストーリーなんて気にしてらんねー!!みんな好きだろ、こいつもこいつも!!みんなで共闘!!おらぁー!!
て感じの映画でした。

とりあえずゴジラとコング好きな人からしたら、キュンキュンシ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.5

昔のコナン映画のような、キャラ総動員のまさにお宝争奪バトル!
函館舞台に謎解きながらお宝を探していくのは面白かったし、
最後の平次と和葉ちゃんのシーンでは、あまりにも青春可愛すぎて泣いた。
そしてキッ
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ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ(2022年製作の映画)

3.8

「母の愛」と一言で片付けるには、あまりにも執念に近い愛だった。

9.11を皮切りにした国同士の確執、人種、移民、宗教が複雑に絡んで、息子がアメリカの収容所入りになってしまった母。
息子を助けるために
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

4.2

試写会で観てきた。衝撃すぎて、これが実話なのがより辛い。
ユダヤ教徒の6歳の少年が、メイドが勝手にやった洗礼のせいで「キリスト教徒である」とキリスト教側に誘拐される。

「宗教とは何のためにあるのか」
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祇園囃子(1953年製作の映画)

4.0

祇園を生きる芸者と舞妓の義姉妹のお話で最後静かに泣いてしまった。
出てくる男たちが、結局は彼女たちを物扱いであり、それでもなお妹のために身を捧げて「今日からみよりちゃんの旦那は私や」て姉さんの言葉に泣
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お遊さま(1951年製作の映画)

3.7

お遊さんが悪女とまではいかない存在だから憎めるわけもなく、ただ彼女のことを大事に思った男女が結婚し、そして最後には子だけを彼女に預けて…という、なんか昔の映画というよりも、さらに昔のおとぎ話のようなス>>続きを読む

安城家の舞踏會(1947年製作の映画)

3.7

映画「山猫」を見た後のような、映画を極めた人間達が落ちぶれていく様を切なくも、最後希望がまだ残されてるように描いててよかった。
次女の役を原節子さんが演じてるからこその、嫌味のなさと純真さが観やすく、
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キャビン(2011年製作の映画)

4.0

これは一発ネタだけど、今までなかったタイプ!
だからこそ面白かった!
ラスト30分から爽快と聞いていたけど納得!
理不尽ホラー風刺映画でもあるから、ホラー映画好きな人ほど楽しめそう!

SCP好きだか
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山の郵便配達(1999年製作の映画)

4.8

良かった~~!!良すぎた~~~!!
山の郵便配達やってる父親から仕事受け継いだ息子が、一緒に三日間の山への配達に回るんだけど、家をあけがちでわだかまりのあった父子が、三日間でお互いを家族として思い合っ
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

3.7

こども向け作品だけど、
すみっこぐらしのメンバーがまさかの労働してるシーンで、
社会人としては「うぅ…」と苦しかった。
のんびりとした世界観ながら、
わりとしっかりストーリー作ってくるのが、
この作品
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

グランツーリスモプレイ経験あったら良かったと、後悔しまくりながら観た。
面白いからこそ、これが実話なのがさらに面白さを足している。
ゲームでしか体験してこなかったレースの世界を、
まったくの素人がプロ
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.7

ベタな連愛要素ありつつ、最後まで犯人誰かと分からないハラハラに満ちた映画で面白かった。
命狙われてるのにわりと女優が反抗的なのでビビったけど、
最後の終わり方がこの映画っぽくて、とても好きだった。
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オーメン(1976年製作の映画)

4.0

人生で一度も「オーメン」のネタバレ知らずに、
再上映でデカいスクリーンで「オーメン」観れてよかった。
いつ怖くなるんだろうってハラハラしてたら、

「ダミアン、あなたのためにするのよ」

からの、世界
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イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

3.2

山なめすぎて最後イラついてしまったのと、
ところどころ設定の詰めが甘すぎてダメだった。

物語としてはイーディを応援したくなるのに、
パブの話しかけてくる奴らの差別発言どうした?
それに対して、もう少
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