メラン28号

祇園囃子のメラン28号のレビュー・感想・評価

祇園囃子(1953年製作の映画)
4.0
祇園を生きる芸者と舞妓の義姉妹のお話で最後静かに泣いてしまった。
出てくる男たちが、結局は彼女たちを物扱いであり、それでもなお妹のために身を捧げて「今日からみよりちゃんの旦那は私や」て姉さんの言葉に泣いた。
辛さ悔しさ虚しさ理不尽を抱えながらも、この世界でしか生きることのできない二人が切ないんだけど、この二人の絆はとても強いのだと、そこに男たちは決して入ることはできないのだと観ていて感じた。観れてよかった。
メラン28号

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