ミルクを飲むギャング。時代の犠牲者として描かれるキャグニー演じる主人公。エディは復員後仕事もなく、冤罪で逮捕されたり鳴かず飛ばず。そこで密造酒ビジネスにのりだし、気がついたらギャングのボスになってい…
>>続きを読む1920年代の暗黒街の歴史と、1930年代ギャング映画を総括した傑作。主演のキャグニーは、10年後に再びウォルシュ監督と「白熱」(1949)を撮るまでギャング映画を去ることになる。共演ハンフリー・ボ…
>>続きを読む禁酒法時代に密造で財を成し顔役に上り詰めた男の栄枯盛衰を描いたフィルム・ノワール。この手の作品あるあるのこれだよこれという感じの粗野な主人公が魅力的で、時代の奔流に飲み込まれていく様がどこか切なく、…
>>続きを読むまるで悲劇へと導かれるかのように素早く横移動するカメラ、その先に待ち受ける教会、そして教会へ続く階段を上りきれずに事切れる成金。移動撮影の快楽はやはり格別なのだと思い知らされる華麗なラストシーケンス…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ギャグニーとボギーが共演。30年代ギャング映画の傑作。
WWⅠを共に戦った三人の復員兵が、アメリカ禁酒法時代を生き抜く。
"He used to be a big shot."
禁酒法下の暗黒…
ギャグニー扮するエディの人物形成と描写が秀逸!
彼女のおばさん役もかいがいしくてよかった。
手を握るとか些細な演出が深みを与えてる。
ギャングの隆盛とと衰退が見れる。
後のギャング映画はこの映画に味…
ギャングの一代記というより、様々な偶然に巻き込まれて整備工やタクシーの仕事から離れギャングとして生きる術が無くなってしまった男の悲劇のドラマ。中盤ののしあがっていくギャング像はいつものキャグニーだけ…
>>続きを読む身長低いギャグニーが裏社会で大物なのはいつものことだけど、「一生わからない」パナマスミスとの関係がすっごいよかった。
白熱や民衆の敵にみえるマザコンとは違うパートナーシップがある!ラストの階段の流麗…