【誰でも心に闇の扉を隠し持っている】
ダリオ・アルジェント監督の「サスペリア(1977)」にインスピレーションを与えた古典映画とのことで爆速でディスクを購入いたしました。
あの「メトロポリス(192…
幸せな結婚をしたはずが夫や嫁ぎ先の屋敷が不気味…
「レベッカ」に似てる⁉︎
こういう雰囲気の作品はこの時代の場合登場人物やセリフが少ない方がグッと面白いんだな。「ガス燈」なんかがそう。
ちょっと捻り…
「死ぬまでに観たい映画1001本」921+212本目
ストーリー展開に無理があるよね。
ひねりすぎって感じかなぁ?
<あらずじ>
ニューヨークの富豪の娘で、社交界の花形のシリア・バレットは、両親…
屋敷系ホラーのきれいな一系統。建築物そのものと家人との密接で陰険な秘密が新参者により明かされる。取り囲む気味の悪い親族と周辺者。女の支配からの解放と、その真逆のような閉塞されな殺人部屋の再現趣味。饒…
>>続きを読むこれはぶっちゃけガッカリ案件。40-50年代ノワール観てるとたまにこういうトラウマ要因の殺人扱ったものがあるが、さすがに現代から観ると古すぎてリアリティがない。
作り手のラング自身でさえも「あんなに…
このレビューはネタバレを含みます
兄の莫大な遺産を相続したシリアはメキシコ旅行中に建築家マークと出会い結婚、彼の屋敷に行くが、実は彼は再婚で子供もいて、いろいろと隠し事が多い。
そして彼はあるものの収集家だったのだが、なんとそれは「…
兄の莫大な遺産を引き継いだ妹シリアの独白から物語りは始まり、資産家になったシリアはメキシコに旅行中に建築家の男マークと出逢い相手の素性をよく知らないまま結婚する。
帰国後NYのマークの屋敷に移り住む…
このレビューはネタバレを含みます
晩年のラングはヒッチコック的だとよく言われるけれど。
むしろヒッチコックよりヒッチコックしてるよな!
何が何って、あざとい。
マークのキャラ設定といい、
殺人現場の部屋の収集といい、
あざとさ…
どことなくバーヴァ的プロットでありヒッチなら『レベッカ』辺りが想起されるが、ノイズ気味であるモノローグや期待値を下回る陰影、古典特有の簡潔なエピローグによる場面転換が惜しい。屋敷に住んでる息子や姉な…
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