【Holy Fool(神聖バカ)の冒険?】
実話だそうですが、日本との開戦はまだとはいえ、ヨーロッパでは第二次世界大戦が始まっていた頃の映画であり、戦意高揚という匂いがするのはやむを得ないでしょう…
タイトルだけは知っていた古典的名作を初見。
ハワード・ホークス監督作です。
第一次世界大戦で活躍した実在の人物の伝記で、ゲーリー・クーパー(当時40歳)が初のアカデミー主演男優賞を受賞(2度目は『真…
矛盾に悩むプロセスを与える点において聖書はかけがえがないものではある。興味深いのは、そういった帰謬法的思考を内包するこの映画そのもののフォルムはやはりホークスの肯定文を連ねる明快な手つきによって形作…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
イーストウッド 『アメリカン・スナイパー』を思い出したりもするが、英雄の行末の表現が大いに違う。軍曹は霧の中へ消え行くことなく、幽霊化することもせず、大量の捕虜を引き連れてひたすら歩き、自陣へ文字通…
>>続きを読むハワード・ホークス監督作。戦時中に製作された作品だけあって戦争賛歌までとはいかないけど、戦争の正当性を主張する内容になっている。『命を救うためには命を奪うしかない。』という多少無理があるこじ付け。で…
>>続きを読むハワード・ホークス監督、ソル・ポリト撮影。
公開当時も実在した人物とのことで、無難なストーリーではあるが、七面鳥狩と戦闘シーンが重なるアイディアが面白い。
後半はさすがにだれるが、周囲から愛されるヨ…
3.7 A
テネシー州の男は信仰が厚く、人を殺す軍隊に行くことに強い抵抗があった。徴兵拒否申請は認められず戦地に送られる。銃撃に才能がありドイツ軍との戦いで目覚ましい活躍をし一躍ヒーローになるとい…
聖書からの引用が多く宗教色の強い映画。雷に撃たれて人格が豹変した後の展開が別の映画みたい。故郷に戻って、屋外てアメリカの歴史の本を読んでいるシーンが印象的だった。(猟犬のシルエットが美しい。)
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