2022年8月16日、終戦から77年と1日を数えるこの日に池袋新文芸坐にて上映された東京裁判を観た。僕の人生のこのタイミングで観なければならないと思った。
277分に及ぶ実際の裁判や戦争、当時の民…
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戦争当時の官僚等に同情する気は全くないがこの映像を観る限りでは公正な裁判ではなかったのではと思ってしまう。戦勝国による敗戦国の戦犯の裁判、戦時中の最高責任者である天皇の不起訴など疑問が多く残る裁判。…
>>続きを読む*過去鑑賞記録より
4h半超と長尺ですが、全然退屈しなかった。司法関係者以外も機会があればを見ることをお勧めします。
どの立場にも肩入れする事なく
検察、判事、被告側それぞれの観点から見ることが出…
ブレイクニー弁護士が原爆のことを口にしたあたりがクライマックス(ここをドラマにしてほしい)で、あれが記録にさえ残されなかったことがすべての終わりで今にもつながってるんじゃない。
偏っているとは思う…
終戦の日に、ずっと見ようと思っててなかなかちゃんと見ることの出来なかった『東京裁判』を最初から最後までしっかり見た。なにせ277分の長尺。かなりの大作だが、それだけの価値ある作品だった。
玉音放送…
当時の国際情勢が丁寧に解説されるため、非常にわかりやすかった。
僕自身、東京裁判の新書を1冊読んでから鑑賞したので、管轄権問題、パル判事、平等性、平和に対する罪の後出し、国際情勢の変化なとすっと入っ…
3日間限定上映に行ってきました。圧巻の4時間37分。この作品と同じ小林正樹監督の『人間の條件』6部作と合わせて、義務教育で見せるべきだと思います。全部で14時間半ぐらいになるけど。中3なら理解できる…
>>続きを読むコロナ禍2022年8月15日鑑賞。東京裁判の記録フィルムを用いた長編ドキュメンタリー。法廷映像以外にも当時の記録映像が多数。概略はWikipediaが簡潔。
前半は日本が敗戦にいたる経緯と当時の世…
このレビューはネタバレを含みます
第二次世界大戦、戦艦ミズーリ号での降伏文書の調印から始まり、日本国民そして天皇の上に元帥マッカーサーを据えることになった戦後日本。その中で行われた極東国際軍事裁判の進行を基に、古くは明治時代開国まで…
>>続きを読む終戦記念日。カオスになりつつある令和の時代にささやかな不安を抱き、それでも不自由なく平和に過ごせる毎日に感謝。
私情ですが終戦記念日が誕生日の私は、子供の頃から誕生日といえば戦争に関する新聞記事や…
講談社 2018