アメリカの属国になる過程
大日本帝国のA級戦犯たちは2年半に及ぶ裁判の中で一度しか発言権がない
昭和天皇ヒロヒトを米国優位に統治する材料と使うことで、罪に問われず裁判に現れないが東條を初めとする…
#129
3回目の鑑賞だが、4kデジタル版は初めて。
これが戦中〜敗戦直後の映像かと驚く鮮明さで、感動した。
この映画のすごい点は、東京裁判の記録映像を素材にして第二次世界大戦の全貌を描き出そうと…
このレビューはネタバレを含みます
いつか観ないとと思ってた作品でしたがたまたまタイミングよく近くで上映されたので観てきました。
ニュース映像などをおりまぜながら第二次大戦前夜~その後を振り返りつつ東京裁判の様子を当時の記録映像で伝え…
『勝てば官軍、負ければ賊軍』、それがこの世の習わしながらも、戦勝国・敗戦国共に決して正当化するべきではない他者への残虐行為。
法、秩序、道徳、善悪、など、など、人間や社会が規定する”正義”というも…
とある本に、日本を戦争に走らせ、そして、敗戦した大きな要因は、「空気(忖度)」とありました。
誰か明確な戦犯がいる訳ではない。でも、皆、自分で動いた訳でもない。
戦犯が誰だったのかではなく、開戦そし…
核となる証言をナレーションで済ませ、さほど重要で無い場面を切り取ることなく使っていることが多かったように思う。
東京裁判の問題点は事後法での裁きなどのそのシステム自体にあると思うが、アーカイブ編集と…
念願かなって初鑑賞!
山崎豊子の『二つの祖国』で、東京裁判について初めて詳しく触れた。学生の時に歴史の授業で習っていないことがたくさん書いてあって、とてもショックを受けた。だから、この映画を絶対に…
膨大な資料を読み解き、裁判の映像記録から傑作のドキュメンタリー映画を編み出した苦労に敬服する。
本作は、大日本帝国の戦争犯罪を断罪した東京裁判こと極東国際軍事裁判の記録である。米国が撮影していたフ…
講談社 2018