らさひのさんの映画レビュー・感想・評価

らさひの

らさひの

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季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最近、子どものころを懐かしむことがある
そのときの感情が果てしなく喚起される
自然と微笑してしまうような
それでいて無限の儚さがあるような

神曲(1991年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

西洋の精神の集合
神についての映画
神の前で芸術は否定されるが
併し映画は僕には神秘である
この映画も確かに神的なるものが
人生を賛美するような美しさが
あるような気がした

映画だけが

映画ってい
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ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

4.7

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街角の知らない誰かが僕に微笑をくれたとき、僕はいちばんしあわせなのかもしれない

寒いとき、手をさすったときの温もり
この地上に生きて、この世界に存在している
この世界とふれあうことができる
子どもに
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ノン、あるいは支配の空しい栄光(1990年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

過去に繰り広げられてきた戦争、そして現代の戦争
繰り返される歴史
空しい、あまりにも空しい歴史

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ギャグセンス高すぎ

スパイダーマンを止めろ
からめっちゃ面白い

I can do anything he can.
Oh, dang, I pulled something.

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白くないわけがない
アニメーションも見事

皆一回は手から糸でないかなあって試したことあるはず

それぞれのスパイダーマンのキャラクター性
主人公世界のピーターパーカーが1番好きかなあ
ジョークの感
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地球へ2千万マイル(1957年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

呆気なくやられちまった

ZOO(1985年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

腐敗とは何か
それ即ち美
って感じかなァ

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルのゾンビの方が圧倒的に面白かった

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.4

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何でか泪がでてくるような
そんな映画

家庭の崩壊、そして再生

戦争

芸術のもつ神秘

小泉今日子がすごい
黒沢清の映画って無性に観たくなるときがある

色即是空(1975年製作の映画)

3.9

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知識足らず
東洋的なるものの集合

シフト 断層(1982年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ちぐはぐに羅列されるコンクリイト
コンクリイトは享受するらしい

アンディ・ウォーホル=複々製(1974年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ウォーホル自身が幾重にも複製される

コネクション(1981年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サイズの異なるスクリーンによって分割される青空
広い空は連続性を喪失し、反復的な所作を心得る
その複数のスクリーンに連続性を与えるふたつの円

エニグマ 謎(1978年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

宇宙的な、生命的な、機械的な何か

エクスパンション 拡張(1972年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

拡張されたエクスタシス

氣=BREATHING(1980年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

蠢く波に呪いのビデオと同じ不気味さを感じた

ひどく生生しい素脚

複数の連続した映像をひとつの映像に投影することで生まれる不連続性と連続性

ホワイトホール(1979年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

画面上に産まれる吸引力

アートマン(1975年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

網膜を刺すような映像
終盤、底知れぬ不安、なにか恐れに近い感情を抱いていた自分に気づく

仮面ライダー、ウルトラマン

モナ・リザ(1973年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゲーム的な映像、音

背景を喪うモナ・リザ

メタスタシス 新陳代謝(1971年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

便器

デュシャンの泉

便器の2次元の画像からこんな映像を呼び起こすとは

エクスタシス(1969年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

反復に産み出される恍惚
鳴り続ける轟音
揺れ続ける振り子

つぶれかかった右眼のために(1968年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ズタズタに切り裂かれ、重ね合わされた映像、音、言葉
狂気を孕み、脳髄を揺らすモンタージュ
グロテスク、アンチモラル、ダダイスム
激動の時代、エネルギーは無限に溢れ出る
前衛とはすなわち斯れか
日本がも
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石の詩(1963年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

静止画と音が創る石とヒトのイマージュ

ラ・ジュテの1年後の作品
ラ・ジュテからの影響なのか

西陣(1961年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

畏ろしい何かであった
感情を喪ったような音とナレーション
不気味、不気味

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