最近小林正樹監督作品に興味があり、自分が大の歴史好きということもあって、こちらを鑑賞。
しかしよくぞこれほどの史料を集め、
4時間半でまとめたなぁと思う。
まさに第二次世界大戦の映像版教科書とも…
このレビューはネタバレを含みます
一部恣意的な演出(終盤のマッカーサーのアップからの怒涛の戦争・紛争の羅列)はあるけどあまり観る人の政治性は選ばない気がする。
最初の弁護人の原爆を落としたことに触れつつ、戦争という状態事態が罪ではな…
いつか観ようと思っていてついにその機会が訪れました。
よかったです。全編ドキュメント映像なんで重厚さがすごいです。
もっと昔の映画かと思ってましたが1983年なら私が小学生の頃でしたね。当時は身近…
#129
3回目の鑑賞だが、4kデジタル版は初めて。
これが戦中〜敗戦直後の映像かと驚く鮮明さで、感動した。
この映画のすごい点は、東京裁判の記録映像を素材にして第二次世界大戦の全貌を描き出そうと…
『勝てば官軍、負ければ賊軍』、それがこの世の習わしながらも、戦勝国・敗戦国共に決して正当化するべきではない他者への残虐行為。
法、秩序、道徳、善悪、など、など、人間や社会が規定する”正義”というも…
膨大な資料を読み解き、裁判の映像記録から傑作のドキュメンタリー映画を編み出した苦労に敬服する。
本作は、大日本帝国の戦争犯罪を断罪した東京裁判こと極東国際軍事裁判の記録である。米国が撮影していたフ…
1946年の初夏から1948初冬まで行われた極東国際軍事裁判のドキュメンタリー。約4時間40分の長尺だが、さほどに退屈しない。面白いというと語弊があるかもしれないが、勉強になるし、問題が少し身近にな…
>>続きを読む講談社 2018