何度目かの鑑賞。
ゴダールによる、ゴダールのための、ゴダール。
その後の『ゴダールの映画史』へと続く映像詩的な内容。絵画、音楽、映画などの引用と、自ら出演し朗読する数々のテクスト。それらが次第に…
これは間違いなく彼の自画像だと思った。ゴダール自身がカメラの被写体となり台詞を発しているのもそうであるが、それ以上に、彼自身の言葉ではない引用の台詞、カメラに映し出される絵画、誰もいない風景や静物、…
>>続きを読む俺が思い描いているゴダールに1番近い作品なために、何度もこの映画は観ることになるだろう。彼に逢いたくなったら。朗読するゴダール。葉巻を吸うゴダール。編集するゴダール。ああ、なんて格好良いのだろう。彼…
>>続きを読む音と映像のコラージュ。鳥の鋭い鳴き声は何度聞いてもぎょっとする。室内は、差し込む太陽光、照明、あるいはTVモニターといった光が繊細に捉えられる。木立の道やレマン湖の水平の風景。JLGの居宅は、アニエ…
>>続きを読むジャン=リュック・ゴダール監督作品。
ゴーモン映画100年の回顧展のために、監督の自画像として作成された作成。
自身についての映画なので、ゴダール自身の出演率が高い。難しい内容ながら、テニスをする…
ゴダールが自身に焦点を当てた映画だけあり、遺作となってしまった(であろう)イメージの本以上に遺作的な趣のある作品。
言葉と映像にいつも以上に重きを置いたスタイル、いつまでも眺めていられそうだけど途…