JLG/自画像に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『JLG/自画像』に投稿された感想・評価

masato

masatoの感想・評価

4.0

何度目かの鑑賞。

ゴダールによる、ゴダールのための、ゴダール。

その後の『ゴダールの映画史』へと続く映像詩的な内容。絵画、音楽、映画などの引用と、自ら出演し朗読する数々のテクスト。それらが次第に…

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これは間違いなく彼の自画像だと思った。ゴダール自身がカメラの被写体となり台詞を発しているのもそうであるが、それ以上に、彼自身の言葉ではない引用の台詞、カメラに映し出される絵画、誰もいない風景や静物、…

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俺が思い描いているゴダールに1番近い作品なために、何度もこの映画は観ることになるだろう。彼に逢いたくなったら。朗読するゴダール。葉巻を吸うゴダール。編集するゴダール。ああ、なんて格好良いのだろう。彼…

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西瓜

西瓜の感想・評価

4.0
自伝ではなく、自画像。
言葉で語るのは難しい、そこには極めて映画的な何かが存在していたから。
薪

薪の感想・評価

3.6
ショットの強さ、驚きという意味では他作品と比べると弱い気もするが、海と窓枠の反復がなんとなくグリフィスを想起してしまう
mat9215

mat9215の感想・評価

3.5

音と映像のコラージュ。鳥の鋭い鳴き声は何度聞いてもぎょっとする。室内は、差し込む太陽光、照明、あるいはTVモニターといった光が繊細に捉えられる。木立の道やレマン湖の水平の風景。JLGの居宅は、アニエ…

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ミリ

ミリの感想・評価

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美しい映像は物語らない。
ブランド、JLGとして生きるゴダールが過去の映画の素材を日常にたくさん取り入れていて笑える。すごくすごく丸い。

ジャン=リュック・ゴダール監督作品。
ゴーモン映画100年の回顧展のために、監督の自画像として作成された作成。

自身についての映画なので、ゴダール自身の出演率が高い。難しい内容ながら、テニスをする…

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ゴダールが自身に焦点を当てた映画だけあり、遺作となってしまった(であろう)イメージの本以上に遺作的な趣のある作品。

言葉と映像にいつも以上に重きを置いたスタイル、いつまでも眺めていられそうだけど途…

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2秒前

2秒前の感想・評価

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己を被写体にできる監督はある種のヒーローだと思う。
マッチ棒、ランプシェード、ビデオ画面、光源の魅力。

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