YasuhitoAraiさんの映画レビュー・感想・評価

YasuhitoArai

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ユーロクライム! 70年代イタリア犯罪アクション映画の世界(2012年製作の映画)

4.3

70年代イタリア犯罪映画についてのドキュメンタリー。

盛衰の流れや理由について分かりやすく、深く教えてくれる。イタリアの政治や治安や文化事情にも触れられていて面白かった。
ユーロクライムを中心に扱っ
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シヴィリゼーション(1916年製作の映画)

3.6

反戦映画にして、キリスト教映画。
戦争を推進する権力側と、反戦を掲げるキリスト教側。遂にはキリスト自身も参上。

昔のサイレント映画らしく、画面に映る人々が多い。昔の作品ながら、絞りを絞ってクローズア
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.7

二回目の鑑賞。
よくネタバレということで話題になる本作品だけど、ネタバレしたうえで観ると、一つ一つのシーンについてより深く読み取れて面白い。

左右対称の構図など、キューブリックの『シャイニング』を連
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南部の唄(1946年製作の映画)

3.7

子ども達におとぎ話をする黒人のリーマスおじさんの演技が良い。おとぎ話のシーンになると、アニメーションになる。昔のディズニーなのもあって、皮を剥ぐみたいな表現もあって暴力的な要素もあった。

悪役のキツ
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座頭市物語(1962年製作の映画)

3.8

座頭市シリーズ1作目。
大映作品で、陰影濃い目、撮影は良かった。カメラがパンしたりちょくちょく動く。

音楽がゴジラの伊福部昭で、終盤のチャンバラシーンの音楽が実験音楽みたいだった。

女との恋より男
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銀河(1969年製作の映画)

3.6

ルイス・ブニュエル監督作品。
ピエールとジャンは、聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラを目指して巡礼する中、様々な人々と出会い・・・という話。

巡礼までの間ピエールとジャンだけでなく色々な人が現れては
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フライトメア 恐怖! 人喰い女達の晩餐(1974年製作の映画)

3.6

ピート・ウォーカー監督作品。
姉ジャッキーは、妹デビーが不孝に走る中面倒をみていたが、姉ジャッキーは、夜中に家を抜け出してあるところに行き・・・という話。

老婆が食人鬼というのが珍しい。殺る時の表情
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デビルズ・ゾーン(1978年製作の映画)

3.8

デヴィッド・シュモーラー監督作品。
男女5人で旅行中に車が故障し、チャック・コナーズ演じるスローセンの蝋人形館に泊まることになるが・・・という話。

製作総指揮がC級映画を量産したチャールズ・バンドだ
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サディスト(1963年製作の映画)

1.6

教師三人が野球観戦をしようと車を走らせるが、車は故障し、ある家屋に立ち寄るが、そこには逃走中の殺人カップルがおり・・・という話。

トラッシュ映画にしか出ていないアーチ・ホール・Jr.が主役。すごい顔
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パトニー・スウォープ(1969年製作の映画)

3.5

ロバート・ダウニー・シニア監督作品。
1960年代ニューヨーク。マディソン・アベニューにある名門広告会社の創業者が亡くなり、役員の中から唯一黒人であるパトニー・スウォープが社長に選ばれるが・・・という
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永遠のガビー(1934年製作の映画)

4.6

マックス・オフュルス監督作品。
世界に愛された女優ガビーはある時自殺未遂をする。救助のための吸入麻酔をしながら、今までのことが走馬灯として浮かぶが・・・という話。

カメラが常に動き回ってる。トラック
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フェノミナ(1985年製作の映画)

3.6

ダリオ・アルジェント監督作品。
ジェニファー・コネリー演じるジェニファーは、有名俳優の父が長期ロケする間、スイスのトランシルバニアの寄宿学校で生活するが、人が殺される夢に悩まされ・・・という話。

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ナイト・タイド(1961年製作の映画)

3.6

カーティス・ハリントン監督作品。
音楽:デヴィッド・ラクシン。
デニス・ホッパー演じる水兵のジョニーは、サンタモニカでモラという女性に惹かれるが、彼女は遊園地で人魚として働いており・・・という話。
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スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

3.5

ロジャー・コーマン製作。
女子高生達が親がいない家でパジャマパーティーをしようとする中、殺人鬼が刑務所を脱走し・・・という話。

『13日の金曜日』に影響されて作った低予算映画といった感じ。『13日の
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魅せられて(1949年製作の映画)

4.1

マックス・オフュルス監督作品。
金持ちとの結婚を夢見るレオノラは、ロバート・ライアン演じる社長のスミスと結婚するが、理想の結婚とは違い・・・という話。

一番印象に残るのは撮影の良さ。カメラはやたら動
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健康でさえあれば(1966年製作の映画)

3.6

ピエール・エテックス監督作品。
4つのコメディ短編で構成されたオムニバス映画。

どの短編もセリフ少なめでサイレント映画的。
『シネマトグラフ』で映画館自体をいじっていたのと、『健康でさえあれば』のシ
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絶好調(1965年製作の映画)

3.6

ピエール・エテックス監督作品。
ピエール・エテックス演じる主人公はソロキャンプをしていたが、警官に管理された場所でキャンプをするように言われ・・・という話。

サイレント映画的なボケが続く。管理区域で
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殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)

3.5

ジュリオ・クエスティ監督作品。
ローマ郊外の巨大養鶏場を営むジャン=ルイ・トランティニャン演じるマルコは、妻のアンナへの鬱憤を娼婦へのサディスティックなプレイで発散していたが・・・という話。

サスペ
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不思議なヴィクトル氏(1938年製作の映画)

3.6

ジャン・グレミヨン監督作品。
港町のトゥーロン。表は商人、裏は強盗の元締めをしているヴィクトル氏は、強盗を感情的になって殺したが、冤罪で靴屋のバスティアンが捕まり・・・という話。

ヴィクトル氏の良心
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毒薬/我慢ならない女(1951年製作の映画)

3.5

サッシャ・ギトリ監督作品。
結婚生活30年を迎える中年夫婦だったが、お互いを憎み、殺人を計画するが・・・という話。

ブラックコメディ。殺人が起こってからが、今までのストーリーが繋がっていくのもあって
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おかしな求婚(1971年製作の映画)

3.4

エレイン・メイ監督作品。
ウォルター・マッソー演じるヘンリーは裕福な生活をしていたが資金が底をつき、エレイン・メイ演じる富豪のヘンリエッタとの結婚を計画するが・・・という話。

ウォルター・マッソーら
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ポール・ニューマンの ハリー&サン(1984年製作の映画)

3.8

ポール・ニューマン監督作品。
音楽:ヘンリー・マンシーニ。
ポール・ニューマン演じるハリーは妻を亡くし、大学を首席で卒業したが物書きになる夢を追って車清掃の仕事をしている息子と一緒に暮らす中、仕事中視
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スチームバス/女たちの夢(1985年製作の映画)

3.5

ジョセフ・ロージーの遺作。
サウナにいろんな事情を持った女性たちが集まり、お互いの本音を晒す中、サウナが閉鎖されそうになり・・・という話。

全編女性のみの出演、そして会話劇で、舞台もサウナでのみ。サ
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女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

3.8

ピエール・エテックス監督作品。
ピエール・エテックス演じる天文学に熱中する男は、親から結婚するように言われ、結婚相手探しをするが・・・という話。

ピエール・エテックスの作品の主人公はだいたいモテなく
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破局(1961年製作の映画)

3.7

ピエール・エテックス監督作品。
恋人から別れの手紙を受け取った男は、自分からも別れの手紙を送ろうとするが・・・という話。

別れの手紙を送ろうとするも、上手くいかないという不条理劇。よりピタゴラスイッ
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大恋愛(1969年製作の映画)

3.7

ピエール・エテックス監督作品。
皮革工場の社長の娘と結婚したピエール・エテックス演じる男は単調な毎日に退屈する中、新しい女性秘書に恋してしまい・・・という話。

中年男の不倫願望を描いた映画。妄想的な
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

3.7

ピエール・エテックス監督作品。
ある夫婦の結婚記念日。家で夕食を用意して妻が待っている中、ピエール・エテックス演じる夫は花等の買い物をして家に向かおうとするが・・・という話。

必要なものを買って帰ろ
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

4.5

ピエール・エテックス監督作品。
大富豪とサーカス団の女性曲馬師との間に生まれたヨーヨーは、自身もクラウンとして人気になり、かつて父が所有していた城を取り戻そうとするが・・・という話。

オープニングク
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ランジュ氏の犯罪(1936年製作の映画)

3.6

ジャン・ルノワール監督作品。
出版社で働く主人公ランジュは、殺人事件の犯人として恋人のヴァランティーヌと共に逃亡しており、国境手前の宿屋でこれまでのいきさつを語るが・・・という話。

主人公が殺人事件
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夜のたわむれ(1966年製作の映画)

3.8

マイ・ゼッタリング監督作品。
富裕層の家庭に生まれたヤンは、恋人と共に、かつて少年期に過ごした屋敷での生活を始まるが・・・という話。

撮影も良いし、役者の顔立ちも画面映えして良い。舞台となる屋敷の内
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ブロンコ・ブルフロッグ(1969年製作の映画)

3.5

東ロンドン。溶接工の少年デルは、仲間と共に強盗する等悪さをしているなか、少年院にいたジョーが出所し・・・という話。

白黒のイギリス不良もの映画というのが新鮮。白黒の街並み、田舎風景も良かったけど、た
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レーチェル レーチェル(1968年製作の映画)

3.6

ポール・ニューマン監督作品。
田舎の葬儀屋の娘レーチェルは、大人になってその地で母親の面倒を見ながら教師として生活をするが、日々の生活に満足しておらず・・・という話。

ポール・ニューマンが自身の妻ジ
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チェチェンへ アレクサンドラの旅(2007年製作の映画)

3.6

アレクサンドル・ソクーロフ監督作品。
アレクサンドラは、孫がいるチェチェンのロシア軍駐屯地へ訪れるが・・・という話。

実際の戦地で撮影した作品とのこと。画面は終始土臭い色味。軍人の顔つきや武器、戦車
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坊やに下剤を(1931年製作の映画)

3.6

ジャン・ルノワール監督作品。
磁器商人の夫が大事な商談相手と面会をしようとするところ、妻は息子の便秘を気に病んでおり・・・という話。

ジャン・ルノワールのトーキー1作目。舞台的で一つのシチュエーショ
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人間ピラミッド(1961年製作の映画)

3.7

ジャン・ルーシュ監督作品。
コートジボワールのアビジャンで、地元の白人と黒人の高校生に、人種問題についての映画に出演してもらうが・・・という話。

ドキュメンタリーとして映画が始まるが、学生がそれぞれ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.7

トーマス・ヤーン監督作品。
余命僅かの宣告を受けたマーチンとルディは天国での話題となる海を見るために病院を抜け出し、マフィアの車を盗み走らせるが・・・という話。

タランティーノに影響を受けたようなラ
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