途中まではそれほどだったが、後半から終盤による大乱闘からの護送車襲撃が個人的にロージーらしさを感じれて堪能。刑務所内で落下して人物を各階から覗き込む描写や空間を追いながら入り乱れるシーンが設計的で美…
>>続きを読む数年ぶりに出所したギャングが抗争に巻き込まれていく、って筋書きの割には野蛮さがなくて、自分の周りはみんな友達だと思っていたら気づかないうちに敵ばっかりになっているという被害妄想を具現化したような神経…
>>続きを読む『アスファルト・ジャングル』に乗じたようなタイトルだが、集団犯罪モノであること以外関係なし。
ただ、直接的な犯罪シーンは極力描かず、むしろ「事後」のドラマを描くというのは共通している。
全編を貫く…
ロージーの冴え渡ったモノクロ映像はいつも最高、空間の使い方がやっぱり好きだな
魂が抜けていくような俯瞰撮影、そして最後に映される空
自分はこういうのに弱い
あとスタンリー・ベイカーってフェデラーに…
ジョセフ・ロージー監督のギャング映画。
まだ鑑賞6作目だけど、作風もジャンルもバリエーションに富んでる印象。
今作に関しては正直ストーリーは追い切れなかったなぁ。誰が誰だか、混乱もさせられた。
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アメリカを赤狩りによって追われ、イギリスで活躍したジョセフロージーの作品。
作品の半分が刑務所での出来事に割かれいるが、カメラワークなど刑務所の狭い中をクレーンなどを使用してこだわって撮られている。…
背景にいる人達が自律的に動くので社会システムのようなものが存在しているように感じられます。
単に運動としてあるのではなく、例えば刑務所の囚人やパーティーの出席者達が騒がしくなったり静かになったりする…
男は刑務所から出所しすぐに犯罪に手を染める。在りし日の東映を思わせるような脚本だが、物語が釈然としない。よくわからない。にもかかわらず、カメラワークによる超絶的な面白さがあるのは映画的魔法だ。まるで…
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