コンクリート・ジャングルの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『コンクリート・ジャングル』に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

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途中まではそれほどだったが、後半から終盤による大乱闘からの護送車襲撃が個人的にロージーらしさを感じれて堪能。刑務所内で落下して人物を各階から覗き込む描写や空間を追いながら入り乱れるシーンが設計的で美…

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昼寝

昼寝の感想・評価

4.0

数年ぶりに出所したギャングが抗争に巻き込まれていく、って筋書きの割には野蛮さがなくて、自分の周りはみんな友達だと思っていたら気づかないうちに敵ばっかりになっているという被害妄想を具現化したような神経…

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『アスファルト・ジャングル』に乗じたようなタイトルだが、集団犯罪モノであること以外関係なし。
ただ、直接的な犯罪シーンは極力描かず、むしろ「事後」のドラマを描くというのは共通している。

全編を貫く…

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324

324の感想・評価

4.2
核となる大仕事である強盗シーンをごく簡潔に省略して、その前後の顛末と往来を描くのが良い。破滅的・技巧的。上下前後左右への移動撮影、音楽の使いどころ上手い。粒立ったクセ脇役。往復する映画は面白い法則。
瀧

瀧の感想・評価

4.5

ロージーの冴え渡ったモノクロ映像はいつも最高、空間の使い方がやっぱり好きだな
魂が抜けていくような俯瞰撮影、そして最後に映される空
自分はこういうのに弱い

あとスタンリー・ベイカーってフェデラーに…

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shinichiro

shinichiroの感想・評価

4.0
◎ Home Sweet Home

最初と最後の悲しげな歌が沁みる。
屈強なスタンリー・ベイカーの表情に惚れ惚れする。
みんと

みんとの感想・評価

3.8

ジョセフ・ロージー監督のギャング映画。

まだ鑑賞6作目だけど、作風もジャンルもバリエーションに富んでる印象。

今作に関しては正直ストーリーは追い切れなかったなぁ。誰が誰だか、混乱もさせられた。

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アメリカを赤狩りによって追われ、イギリスで活躍したジョセフロージーの作品。
作品の半分が刑務所での出来事に割かれいるが、カメラワークなど刑務所の狭い中をクレーンなどを使用してこだわって撮られている。…

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背景にいる人達が自律的に動くので社会システムのようなものが存在しているように感じられます。
単に運動としてあるのではなく、例えば刑務所の囚人やパーティーの出席者達が騒がしくなったり静かになったりする…

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みなみ

みなみの感想・評価

4.0

男は刑務所から出所しすぐに犯罪に手を染める。在りし日の東映を思わせるような脚本だが、物語が釈然としない。よくわからない。にもかかわらず、カメラワークによる超絶的な面白さがあるのは映画的魔法だ。まるで…

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