オロゴン

コンクリート・ジャングルのオロゴンのレビュー・感想・評価

コンクリート・ジャングル(1960年製作の映画)
3.4
背景にいる人達が自律的に動くので社会システムのようなものが存在しているように感じられます。
単に運動としてあるのではなく、例えば刑務所の囚人やパーティーの出席者達が騒がしくなったり静かになったりすることで主人公を中心とする事態も変容していきます。
それは、オーソドックスな説話とは異なる方法で物語を描写しているということなのかもと思いました。

競馬の売上金をどうやって手に入れたのか分からなかったのですが、コースを歩いて横断して金を運んでくるというのは面白いです。
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