ほぼ全編学校内で展開するわけだが、
秩序と統制の象徴である学校が
次第に無秩序かつ混沌と化していく様を
ストレスフルに描いた作品。
やたらと行動は中断され必ず邪魔が入り
完遂されることはなく観客も不…
凄く面白かった。
ドイツの中学校が舞台、そして新任の女性教師が主人公。
物語は小さな盗難事件からはじまる。
そして女性教師の不適切な行動が波紋となり、女性教師は追い詰められていく。
彼女の思慮の浅…
息苦しく、それでも目が離せない展開
どうすれば良かったのか、何が正解なのか、一つひとつの言葉が行動が、更に捻じれを呼ぶ
主人公にも生徒にも同僚にも校長にも保護者にも、「こうするべき」という答えがある…
このレビューはネタバレを含みます
1つの学校で全て完結する映画。
教室、職員室、校門、1つの社会(学校)でおこる問題を教師視点で描く。
最後、観客に委ねられる終わり方、、
最近だと、どこか『落下の解剖学』に近いなと感じた。
「私はや…
評判通り、息苦しい時間だった。よくできた映画だった。
面倒を嫌い保身を優先させる教師たちと、天使ではない子どもたち。本当にありふれた教室であり学校。カーラもオスカーも、むしろまともな分はみ出ていた。…
『少年の君』に続いて、授業シーンが痺れた。
「今のは“説明”? それとも“主張”?」
後半、観客はもう追い詰められていくカーラに共感&同情してしまうので憎く映るけれど、学校新聞を作っている生徒たち…
言葉ひとつの選択でどんどん悪い方に向かっていく様はまさに学校スリラー
誰も悪くないと思いたいが、どうしてもジャーナリズムを謳っている新聞部の上級生連中がどうにも許せん
私もこうなることは願ってな…
盗難事件をきっかけに学校内で起こる対立を描くサスペンス。
4:3のスクリーンサイズと校内に限定された舞台が、閉鎖的な空間で不信感が伝播していく緊張感を視覚的に担保しているのがすごい。
退屈に感じる時…
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