このレビューはネタバレを含みます
ジャン=リュック・ゴダールの代表作。
編集の雑さが逆にオシャレ。
当時はフィルムを切ってつなぎ合わせていたんでしょうね。大変な作業だ~。
ストーリーは車泥棒をしたミシェルが追ってきた警察官を殺害…
大胆な省略の多用という編集の斬新さも然ることながら、パトリシアというキャラクターが意外にも現代的な感覚を持ち合わせているのが良かった。今見ても全く色褪せていない。女性と寝ることしか頭にないベルモンド…
>>続きを読むおしゃれだった、でもおしゃれに作ろうと思ったわけではなくてこの当時はこれが面白い、これが男と女だという感覚で作られたものであっておしゃれな映画を作ろうと思って作ったわけではないと思う。60年も経って…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
車泥棒、警官殺しの男が愛する女と共に警官から逃げる逃走劇
会話のやり取りやストーリーの進み方が独特だった。ミシェルとパトリシアが部屋でずっと喋ってるシーンが印象的。警官から逃げるというストーリーを…
長編デビューするなり、息をするように犯罪を描くのがゴダール。主人公がとにかく多弁でやかましくて、なおかつ内面何考えてるのか全く読めない不思議さ。酔っ払って台本書いたとしか思えない台詞回しでセンスを感…
>>続きを読む『勝手にしやがれ』(1960)
原題:A bout de souffle
警官を殺してパリに逃げてきた自動車泥棒のミシェルは、新聞売りのアメリカ留学生パトリシアとの自由な関係を楽しんでいた。パトリ…