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安らぎと救済の物語。
いわゆる「時空や生死を越えて親と出会う」系の映画と言われていまして、「秘密の森の、その向こう(英題: Little Mom)」がその代表らしいです。
今作では、主人公が事故…
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本作は朧げな街の景色から最低限のセリフで淡々と始まっていくが、アダムが田舎を訪れそこで出会った二人の人間の違和感に作品の核へとぐっと近づく。
アダムは12歳で亡くした両親と大人になった現在の姿のまま…
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突然会えなくなった両親との再会。孤独を分かち合う人との出会い。揺れ動く感情を表現するアンドリュー・スコットがとても良かった。赤い月、車窓からの光…映像も美しくて。
観た後もずっと作品について考えてい…
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ひたすら悲しく切ない。
この作品の原作が山田太一とも知らず、もちろん原作を読んだこともなくアンドリュースコット目当てで鑑賞(と言いつつ山田太一も有名な脚本家って程度しか知らない)
ロンドンのマ…
あまりにも優しく悲しくもあたたかいラストシーンに吸い込まれそうになった。寂しさがとてつもない純度で結晶になって、その光で何億光年先までも照らしてくれるような澄んだ美しさだった。このエンドロールの余韻…
>>続きを読む精神的負担が大きすぎて、絶対に今観る映画ではなかった。アンドリュー・ヘイの、主人公に自分を重ねながら、主人公に一切容赦ない展開・描写を繰り出し、それをダレることなく最後までやり切る精神力には、感服し…
>>続きを読む孤独と痛みで繋がり、寄り添う魂。
夢のように美しく、だけど永遠には続かない刹那的な時間。
ロンドンのタワーマンションに暮らす40代の脚本家アダム。
窓から見える街の明かりや夕暮れ。ソファーで眠っ…
前半は、おお、絵面がもうホッパーの絵のように美しいそして侘しい…と感心してたんだけど、もう後半ベシャベシャに心を引っ掻きむしられてしまった…
なんてこった。
何歳になっても心の中にあんなに寂しい子供…
@TOHOシネマズシャンテ
山田太一の『異人たちの夏』の再映画化『異人たち』素晴らしかった。大林宣彦版は鑑賞済みだったので比較しながら観たけど、主人公が監督と同じくゲイ男性に改変されることで、家族…
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