自分が足繁く通っているBBBやlvdbが万一閉店することを想うと中々直視するのは辛い内容なはずであるが、あの空間になければならないであろう音楽が哀愁に温もりを与える。
行きつけだった喫茶店がコロナ禍…
眠らせていた第三弾。図らずも少し前に見た『ユー・ガット・メール』を思い出しちゃう。手紙が電子メールになった頃の98年ですら町の書店が畳まれる切なさを描いていたのに、と思ったけれど、現代だからこそポラ…
>>続きを読む○物語全体の感想
OTHER MUSICが好きなら観なければ、と思って行ったけど、まず観ている中で「ポラン書房」と「OTHER MUSIC」の共通点がたくさん見つかった。街に愛された場所であること、…
・そんなに広くないお店だが、棚のショットのどれもが一つとして見飽きることがない。
・磨りガラスが外され、薄いビニールがかぶせられる。白い光だけが外から入ってくる。
・お店を受け渡す時、工事の人…
理由がない。作者がこの古書店にこだわっていたわけではなく、たまたま知り合ったのちに閉店することを知っただけ。そこから、この古書店がどれだけ愛されていたのかを知る。けれど、やはりこの作者が取らなければ…
>>続きを読むむしろ『ポラン』は未完成で、『最終頁』こそが完成品だったのではないか。ドキュメンタリーにおいて作り手の怒りは、無理にでも抑えきるか、そうでなければ批評にまで整えなければならないのではないか。あの10…
>>続きを読む確かに奥さんのカットグッと来る。行ったことある人ならわかると思うけれど、魅力的な店内だけれど、あの狭さの土地をよくもこう撮れる。古本屋の棚が映るカットで止めてしまう。うおーこれあんのかよみたいな。ポ…
>>続きを読むコロナ禍で閉店になる古本屋さんのドキュメント。題材的に漂ってしまう哀愁以上に、全編を通して圧倒的に"品"があった。それは普段本を読まない私(最後に読んだのは又吉さんの火花)が登場人物たちに抱いた、「…
>>続きを読むこちらもPFFアワード2022の裏テーマだと勝手に思っている“場所と記憶”の映画で間違いないです。
お店の歴史から丁寧に追ってくれるので、自然に入り込めました。
店名の由来でひと笑い。
店主さんの…