toriten45さんの映画レビュー・感想・評価

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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.1

未来の“機械vs人間”戦争に勝つため、過去にタイムスリップして元を絶とうとする敵(機械)と、それを防ごうとする味方(人間)。低予算にもかからわずアイデア一本勝負で“ターミネーター”フォーマットを世に送>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.5

アメリカの犯罪多発地区を担当する麻薬捜査官のOJT物語。黒人やヒスパニックギャングがたむろってる街角やアジトが張り詰めたような緊張感にみちていて怖い…。

クリーンで正統派のイメージが強いデンゼル・ワ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.1

『ロブスター』('15)と『聖なる鹿殺し』('17)で耐性を作っていたので大丈夫。ただ、相変わらず1回観ただけではワケがわからなかったので鑑賞後に考察系のブログなどに目を通して再挑戦しました。

何し
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Alive in Joburg(原題)(2006年製作の映画)

-

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ('01〜'03)のピーター・ジャクソンが、この6分のショートムービーを気に入って長編映画化を進めたのがニール・ブロムカンプの出世作『第9地区』('09)なのだそう>>続きを読む

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.1

“アダムス・ファミリー”といえば漫画、ドラマやアニメなどがありますが、私にとってはこれ。前作と同じノリなのでパート1が楽しければこっちもOKだと思います。オープニングの音楽、「デデデン🎶」ってやつも健>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.5

オールドファッションな英国風スパイ活劇の第2弾。楽しいです。

ロンドンの高級仕立て紳士服店が立ち並ぶサヴィル・ロウ通り。ここにある老舗テーラーの試着室が独立スパイ機関「キングスマン」本部への入り口。
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.5

仲良し女子高生5人組のありふれた日常とたわいもない会話のギャグ漫画仕立てがずっと見てられます。そんな日常を打ち破るかのように巨大宇宙船が突如現れて東京の上空を覆い、まるでコロナ禍によって「ウィズコロナ>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

前作に引き続き、友達で集まって一緒にギャーするのが楽しいやつかな。そんなこと想像しながら今回もボッチ鑑賞。ジャンプスケアに加えてゾワゾワが加味されより恐度が高まった感じでした。製作費も倍増したようで映>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

出会うはずのない2人のラブコメ。ドキドキしたりキュンとしたりといいですね。そして、
「夢は目覚めればいつか消える」
…おばあちゃまが言っていたこの一言が、後から効いて胸を締め付けてきます。

17歳の
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.1

心がずっと動かされっぱなし。絶妙な手さばきで作り手の狙い通りに、感情を操られてた感じです 。映画を楽しむ満足感でいっぱいでラストを迎えることできました。

この都会の裕福な家族を中心に描いている作品の
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

私にとって初のIMAX体験ということも相まって大作映画を観た満足感でラストを迎えました。作品の方は、結構難しくて長かったのでIMAXでなかったらいまひとつだったかも。

それと時間が戦前と戦後と行った
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.1

先の読めない展開が退屈をさせないB級なアクションホラー。痛快ってほどでもないですが中弛みがないせいか「深夜にTVつけたらついつい最後まで観た」感じ。

広大な森の中で猿ぐつわをされた状態で目覚めた男女
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.1

トンガリリーゼントにトンガリシューズの見た目勝負の売れないバンド。一旗揚げるために、活動の場をロシア(?)のド田舎からロックの聖地アメリカへ。北部(ニューヨーク?)から南部テキサスを通過してメキシコへ>>続きを読む

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.5

ロッキーといえば、私的には冷戦時代の米ソ対立の縮図をリングに詰め込んだ前作のパート4。アメリカ万歳の大円団にゴルバチョフだって心動かされてスタンディング・オベーションに加わってました。

前作ラストで
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

先日、東京ドームシティにあるレストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ 東京」でお食事したら無性に作品の方を再鑑賞したくなり、その翌日に観ることにしました。クラムチャウダー、美味しかったです。

「報道映像
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.5

その男がいなければビートルズもローリング・ストーンズも誕生していなかった…。それほどの影響力があったレジェンド、エルヴィス・プレスリーの伝記映画です。ロックを主流に変えた人は“史上最も成功したソロ・ア>>続きを読む

キャットファイト(2016年製作の映画)

3.5

期待せずに見始めましたが当たりでした。ジャケ写を見てお分かりの通り、格闘技の試合ではありません。ましてや年末福袋の争奪戦でもないです。フツーのオバサン同士のマジ喧嘩。蹴るわ殴るわ投げるわ絞めるわ。まー>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.1

特撮テレビドラマ『ウルトラマン』('66〜'67)は再放送で観ていました。ハヤタ隊員がウルトラマンに変身するときに使うベーターカプセルが欲しかったけど親は買ってくれなかったなー。それと少しづつ買って集>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.1

田舎にある築500年の邸宅に2週間過ごす。近隣にある森の緑もじつに瑞々しくて美しくて、鳥のさえずりなんかも聞こえたりして素敵。人気のない教会の聖堂や、廃線トンネルの佇まいがどことなく大分むぎ焼酎「二階>>続きを読む

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.1

『ボーン』シリーズ('02〜'16)は、記憶を失ったCIAの凄腕暗殺者ジェイソン・ボーンが政府の陰謀を暴いていくマット・デーモン主演のサスペンス・アクション映画です。ボーンを追っているはずのCIAが、>>続きを読む

旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

3.1

前作に引き続き、若々しいティーンムービーを観て心が浄化されたような気分。軽い気持ちで、他人の青春を覗いてみたい方にオススメ。中弛みを感じることがないテンポのよさもグッドでした。

幼なじみの女子4人組
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.1

シリーズ第5弾となるこの作品がシリーズ中で一番よかったかな。パート1から4は派手派手でハイスクールボーイ向けなマイケル・ベイ節にクドさを感じていましたが、一番さっぱりした味わい。

パート1が公開され
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

公開当時は、世界的ベストセラーとなったダン・ブラウンの推理小説を読んでから観ました。レオナルド・ダ・ヴィンチによる名画『モナ・リザ』や『最後の晩餐』の裏に隠された真実。次から次へと押し寄せる歴史に埋も>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.1

冒頭で約20分続く、「ノルマンディー上陸作戦」の戦闘シーンで繰り広げられる凄惨なリアリティに圧倒されます。敵の厚い弾幕の中に次々と歩兵を送り込む人海戦術のど真ん中に、まるでポンと置き去りにされたような>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.1

車田正美による原作漫画の『聖闘士星矢』に特別な思い入れはないですが同じ時期(80年代)に連載していた『北斗の拳』('83〜'88)、『ドラゴンボール』('84〜'95)、『シティーハンター』('85〜>>続きを読む

ペット(2016年製作の映画)

3.1

たくさんの子供たちが集まるホームパーティで観せておくのにベストチョイス。大人たちは子供に気を使うことない時間を確保できます。家族でもカップルでも安心して観られる作品。1人?全然寂しくなかったですよー。>>続きを読む

GO!GO!GO!/ゴー・ゴー・ゴー(1966年製作の映画)

3.1

Mark!数のゾロ目記念(555)で探してみたら“ゴーゴーゴー”でキング・オブ・ロックンロールことエルヴィス・プレスリー主演作品が引っかかったので鑑賞。レジェンド出演ということもあり身構えていたら、な>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.1

心を癒すために開発されたAIロボットが徐々に子供を支配していくさまが恐ろしい…。でも怖すぎずちょっと面白く、想像通りの展開とオチで楽しめました。

“安い、うまい”ホラーを産み続けてくれるプラムハウス
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.1

『マン・オブ・スティール』('13)で始まったシリーズの第3弾でありDC系ヒーローが結集する『ジャスティス・リーグ』('17)に繋がっていきます。これらを総称してDCEU(DCエクステンデッド・ユニバ>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.1

アカデミー賞で5部門に輝いたサイコスリラー『羊たちの沈黙』('90)の続編で『ハンニバル』('01)に続くシリーズ3弾目。

レクター博士を演じたアンソニーホプキンスの頭脳明晰なサイコっぷりは健在でし
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.1

ボクシング映画は結構好き。アメリカン・ドリームをつかむ『ロッキー』('76)とか、栄光からの転落を描いた『レイジング・ブル』('80)や『キッズ・リターン』('96)などなど。スカッとしたり、孤独な人>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.1

“ビートルズが存在しない世界”という変わってるけど面白い設定で存分に楽しめました。分かりやすくて万人受けする作品ではないでしょうか。

もし突然、主人公1人を除く世界中の人の記憶からビートルズが存在も
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.1

ジャケ写がすてき。真ん中の強者が高々とベルトを掲げて、まるで栄華を極めた古代ギリシアの彫刻のよう。別の作品を映画館で観賞した時にズラッと並ぶチラシの中でひときわ目を引いたのがこれ。FilmarksのT>>続きを読む

永遠の0(2013年製作の映画)

3.1

特攻隊員として亡くなった祖父はなぜ臆病者と呼ばれたのか?戦争を知らない世代の若者(三浦春馬)が、当時の祖父を知る生存者たちに聞いて周るうちに、徐々に祖父の人物像が見えてくる構成はわかりやすかったです。>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.5

お困り顔のベネディクト・カンバーバッチは助かるのか、助からないのか。その顛末は17分後に明らかとなる〜、って話の短編映画(17分)でした。

『チャーリーとチョコレート工場』('05)の原作者ロアルド
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

ヒッチコック的なハラハラを味わえるジャウマ・コレット=セラ監督の巻き込まれ型サスペンスです。“巻き込まれるリーアム・ニーソン”3部作で、『アンノウン』('11)、『フライト・ゲーム』('14)に続くラ>>続きを読む

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