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ボーン・レガシーのtoriten45のレビュー・感想・評価

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)
3.1
『ボーン』シリーズ('02〜'16)は、記憶を失ったCIAの凄腕暗殺者ジェイソン・ボーンが政府の陰謀を暴いていくマット・デーモン主演のサスペンス・アクション映画です。ボーンを追っているはずのCIAが、逆に先回りされて出し抜かれるところに爽快感があるから好き。

4作目となる本作は、そのスピンオフです。ジェイソン・ボーンとの間接的な絡みがなく会話やニュース番組にちょっひり登場する程度。パート2〜3のボーン活躍の裏で進行していた別の事件が展開されます。

頭を空にしてハラハラを楽しむ感じのアクションムービーかな。深夜にTVつけたらやっていて、ついつい最後まで観ちゃったみたいな。

ボーンと同じCIA暗殺者であるアーロン・クロスはなぜかCIAの抹殺対象となってしまう、といった逃亡劇をジェレミー・レナー主演で描かれていました。その他、エドワード・ノートンとレイチェル・ワイズも主要人物として出演するなどなかなか華やかなキャスティングだったと思います。そしてなによりジェレミー・レナーの動きがキレッキレでカッコよかったです。

『ボーン』シリーズは6作目の計画が準備中っぽいですね。マット・デーモンが出演するかは不明ですが、Netflix映画『西部戦線異状なし』('22)を手がけたエドバード・バーガーが監督候補として挙がっているのだそう。

その前にまだ観ていない『ジェイソン・ボーン』('16)がありました。観るのを楽しみにしています。
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