炭鉱倶楽部さんの映画レビュー・感想・評価

炭鉱倶楽部

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釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

4.0

「釣りが好きになる人に必要なものは、気が短いことと、スケベなこと」
やっぱ釣りバカ日誌面白いわ〜

自分が大人になって、社会に出て働いてみて、浜ちゃんの「仕事よりも趣味に生き、家庭と人生を謳歌する」生
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(2023年製作の映画)

3.0

観たいものが観れなかった気がする。

歴史のダイジェストを見たような後味。

遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

4.0

声出してゲラッゲラ笑ってしまった。

もっくんの真面目と狂気の連続とか
事態がどんどん大きく、取り返しがつかなくなるおかしさ。
『シン・ゴジラ』みたいに日本でしか作れない笑い。日本の体制というか、予定
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

古き良きSF映画という印象。
ニュース番組から始まるのがSFの典型的なパターンだとは思うけど、それを忠実に守った導入で、スッと入り込める設定。

AIが人類を脅かした事件があり、西洋と東洋とで「反AI
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ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何をやっても中途半端、投げやり、無責任な男。
主人公に自分を重ねてしまう人は多いだろう。
高速道路でのピアノ演奏や、レストランでの注文時の発狂とかはジャックニコルソンらしくて好き。

かといって最後に
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

やっと見れた名作。

面白い。そして怖い。
しかもドーン!というジャンプスケアとかグロさを前面に出したものではなく、張りつめた感じのバイオリンでジワジワと緊張感出させたり、カメラワークでぐわっと目を見
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.0

妖しさ満点のトムクルーズ、甘っちょろくて「生きる意味…」とか考えちゃう危ういブラッドピット、そして血が似合うお人形さんにも程がある美しいキルスティンダンスト。
どこを切り取っても絵になる危うさと妖しさ
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

おもしろい。

『ウルフオブウォール・ストリート』のような実在したアウトローな成功者の凋落でありつつ、『マネーショート』やギャング映画みたいな麻薬、銃、アメリカの歴史も知れる。

義弟を見て思うけど、
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

消化不良。
何気にジブリ最新作を映画館で観たのが初めてだった。


ワラワラ、キクコ、ヒミさんはなんとなく好き。青鷺はそんなに。

映像的に観たことのないものを沢山観れたので概ね好きだが、山ほど疑問が
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スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

これが見たかったわけではないなぁ。

冒頭の発表会のシーンがバネになって、普通にそこからサクセスストーリーが見れるかと思いきや、ずっと発表会前のやりとりを見せられる。
それはそれで趣があるのかもしれな
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

facebookのきっかけはゲスいサイトだった、くらいの話は聞いたことあった。
確かにすごくありそうで、誰もが一度は似たような話題で盛り上がったことのある「女の子の顔の採点サイト」という最低のアイデア
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白いという表現があってるがわからないが、本当に夢中になれるアニメ

映画に至る話もテンポが良く、アニメにありがちな箸休め展開も少なくて飽きずにどんどん見れた。

それでいて残酷な描写も、キャラデザの
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

余韻を噛み締めたくなる良い映画。

『藪の中』方式、『スリービルボード』的というか、1つの出来事も、いくつかの視点からだとまったく違って見えてくる、人間関係のやるせなさ。

安藤サクラが願っていた「普
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

ずっと気になっていたロケットの過去。
とんでもない経験をしてきた彼のことを一層好きになってしまった。

改めて感じたのは、『ガーディアンズ』って懐が深くて、「過ちがあってもやり直せる」「欠点こそ強み」
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

想像を遥かに超えたカオスに続くカオス。

「ジャンプ台」となるいくつもの奇怪な行動が大真面目に行われるおかしさ、ウェイモンドのウエストポーチを使ったカンフー、ジョブ・トゥパキの荒唐無稽で無慈悲な殺戮シ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

タイムループものは数あれど、日本のオフィスを舞台にするのがありそうでなかった発想。「繰り返す変わり映えの無い日常」っていうのは現代人のメタファー的意味もあってエモい。

ループに気づかせる方法は予告の
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前評判で言われているほどは酷く無いけど、目新しさはそこまで無い。
誰かが言うようにスターウォーズまんまの終盤の駆けつけ方。

個人的に一番期待していたカーンの得体の知れなさとか絶望感は説明不足に感じた
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

2人が夜通しウィーンの街を歩きながら話す話題が、国籍も違うからか普遍的なテーマなのがすごく良い。見返すたび違う心持ちになりそう。

ものすごく情熱的な出会いなのに、理性的な大人の誓いを立てようとするの
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

午後2時、親友のコルムと共にパブで飲むのが日課。昨日も一昨日もその前も、明日も明後日もその後も、そうなるのが当たり前だと思っていたパードリック。
しかしコルムはある日を境に無視、素っ気ない態度。
おま
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わたしの、幼い息子イマド(2021年製作の映画)

4.0

2歳からISに2年間拉致されていた幼いイマドの人生は普通ではない。

母親には唾を吐き、先生には噛みつき、家畜を虐め、学校に行っても片っ端からクラスメイトを引っ叩く。
けどそれがイマドにとっての「普通
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2023年初映画

言わずと知れた青春マンガ、スポーツマンガの金字塔といえる伝説的作品。

その中でも「山王戦」といったら、漫画もアニメも全く未履修の私でも知ってるいわゆるスラムダンクという作品の「ト
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