炭鉱倶楽部さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ソウ(2004年製作の映画)

4.0

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そこにいたのか。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

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満たされた生活では満たせないもの。
観る前は自己破壊的な衝動かと思ってたけど違って、むしろ挑戦とか前向きな行為として異食を繰り返して、死ぬからやめろと言われた電池はやめていたりと一線をひいていた様子。
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.5

自然、音楽、飾らない生々しい自然と人々が良い。
生傷、汚水、泥々の旅で逞しくなっていく女性は見応えあり。

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.5

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「主人公の内面の葛藤を描いた映像表現」的なものは好みが多いに分かれてしまうのかもしれない。
妄想と現実の境界が曖昧になる展開、次第に狂っていく主人公。そこまで狂うほどの事だったのか?長いキャリアの中で
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.5

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個人的に最大の魅力なのは主演のライアン・ゴズリングの『ドライブ』で見せたような大胆かつ冷静なアクション。
惚れ惚れさせられる。

アナデアルマスも『007』以上にバチバチに身体張ったアクション。
「弾
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スピード(1994年製作の映画)

4.0

時速80キロを下回ったら爆発するバス。
乗客を人質に、何処かで見ている爆弾魔を捕まえるというシンプルな話で2時間、緊張感フルマックスのまま駆け抜けていてシンプルにおもしろい映画。

次から次に起こる深
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

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正直、全体通して性描写に拒絶反応は感じたけど、キャラクターの作り込みはしっかりしていたと思う。
細かい演出で今ヶ瀬の嫉妬が表され、観ていて飽きない展開。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

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シリーズなので焼き直しみたいな展開になるだろうと期待はしていなかったが、映像的に新しい演出にワクワクした。

虫のキモさ悍ましさもさる事ながら、テリジノサウルスから水中に逃れたクレアのシーンや、クリプ
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

「生命は道を見つける」
昔の作品なのに、科学的見解や生命体の神秘の説明に説得力がある。
それでいて警備システムにもそれなりに信頼が置けそうというか、何とかなりそう感がはじめはあったのが意外。

スピル
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

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悪人になりきれない詐欺師と、機転が聞くおませなアディ
2人が出会うまで、どんな生活をしていたのかわからないのに滲み出るキャラクター


クライム物としてのハラハラ感と、ロードムービーの人情、50年近く
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.5

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『LIFE』の時といい…
ショーンペンってイタズラ好きなのか?

何処から何処がサプライズで、誰が仕組んで誰を信じればいいのかわからない混沌とした状況に頭が混乱して最高。

特にニュースキャスターのく
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.5

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顔面のめちゃくちゃ強い大物達によるアドベンチャーなのに、なぜか間抜けな雰囲気がつきまとっていて(褒め言葉)頭空っぽで観れるポップコーンムービー

ブラッドピットの救出までの流れが最高だった。チャニング
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.0

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決定的なオチがあってそこに向かっていくというより群像劇の因果関係を敢えてめちゃくちゃの順番にすることで繋がりが一見してはわからないようになっていた。
時系列シャッフルは好きだけど、今作は意図の分からな
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

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話は壮大だけど、プロットだけ見たら星新一とか藤子・F・不二雄の短編のようなシンプルで含みのあるブラックコメディ。

イデオロギー、民衆扇動、広告、利権、スキャンダルなど、人類の危機っていう壮大なテーマ
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.0

マシューマコノヒーの役の幅に毎度驚かされる。『ビッグリボウスキ』とかに通じるぶっ壊れててイカれてるけど傍にはぶっ飛んだ人が集まって、気づいたら人々の中心にいる魅力的なキャラクター。

かつて売れた詩人
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

歌と音楽のサイケな世界観が素晴らしかった。
幼少期から途中までの犬王のデザインも、見たことのないおぞましさと妙なキャッチーさもあって好き。
2周、3周することで味わいが増しそう。

2人がバディーを組
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レンタネコ(2011年製作の映画)

4.0

市川実日子が出ていたら条件反射で星一つは追加するので。

市川実日子が日本家屋で猫と暮らしていて、リヤカーで猫を引っ張って、光石研に猫を貸したり、縁側で田中圭とビール飲んだりする。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

各国で放映禁止になっただけある。

人を殺さずにはいられない性(サガ)を背負った男の殺人とその処理が丹念に、生々しく長めなカットでモノローグたっぷりと描かれている。

好きな人は好きなはず。サイコパス
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

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『ハングオーバー』みたいな馬鹿騒ぎというよりかは、『ファーゴ』的な日常の壊れていき方で、妙齢のおっさん達の危うい酔いっぷりはハラハラする。


「過ぎたるは及ばざるが如し」
理論上も実験的にも、0.0
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.0

『メッセージ』『インターステラー』のようなテーマ性の壮大なSFで、科学と信仰という深いテーマを扱った作品。
そして勝るとも劣らない素晴らしい完成度。

ジョディフォスター演じる科学者が命を懸けるに値す
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

7人の人格を持つ男の話。

寝て起きたらまた火曜日。
火曜日しか生きたことが無い。
16年経っても、7分の1しか記憶が無いなど、考えてみたら面白い要素が沢山。

序盤中盤が特に盛り上がったと思う。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

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終始テンポが良くて満足。

偽ウルトラマン、メフィラスとの戦闘シーンは純粋にワクワクした。
『レベルE』とか『寄生獣』に通じるテーマを描いていて、ウルトラQを彷彿とさせるオープニングで察した通り、大人
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

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2時間飽きることなく観れた。
トントンと進んで気になる結末をチラ見せして、3ヶ月遡って、お次は13ヶ月遡る構成は素晴らしかった。
2周目もまた楽しめる作品。

山内と原田智のやっていたことの殆どは、生
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