このレビューはネタバレを含みます
古き良きSF映画という印象。
ニュース番組から始まるのがSFの典型的なパターンだとは思うけど、それを忠実に守った導入で、スッと入り込める設定。
AIが人類を脅かした事件があり、西洋と東洋とで「反AI」か「親AI」か分かれた世界。
細かいことをすっ飛ばして考えても、目新しい要素は感じられなかった。
『ローグワン』のように、ロボットに巧みに人間臭さを感じさせるのは上手い。
死後間もない人間から記憶をダウンロード？して、AIに差し込んで再生させるのは絶妙に非道で、それでいて技術的にも想像もできる上手い演出。
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渡辺謙の日本語が響き、ベトナムやミャンマーのような土地が舞台で、「ニルマータ」のような概念はまた別の国。
アジアはいつまでごちゃ混ぜにされるのか？
