にさんの映画レビュー・感想・評価

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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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ケイコ 目を澄ませて
2022公開なんですよね?では2022年度ベスト映画第一位にしましょう...となるくらい、あまりにも「映画」聴覚障害を持つプロボクサーのケイコ、そこら辺にいる普通の人で終始ケイコ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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『BLUE GIANT』まあまあの客入りだったけど同じタイミングで息を呑んだり悲鳴が漏れたり、終わった後も鼻を啜ってて、情緒という情緒を『生き様』で破壊し尽くされた空気感。凄まじさに目撃したのは幻だっ>>続きを読む

The Son/息子(2022年製作の映画)

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ザ・サン。ファーザーがそうだったこと忘れて/怪作という印象の記憶強し、監督二作目の今回もあらすじみずにポスター判断で観たら、また心引き裂かれる経験をした。ポスターわざとだろ‼︎明るい印象を抱いてきた観>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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マリオ映画、全校集会みたいな客層で子供たちの笑い事・リアクション込みで楽しいから、応援上映を鑑賞できる土日に見るの正解すぎた(保護者も子供に話しかける回だから「テレサかわいい」って言ってた隣のお父さん>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

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コンスタンティン観て、2000年代の初頭フィルムのざらざらとした実感、ほのぼのした尺感や演技間合いに、静かな受け身タイプの主人公とひりひりとした世界観で「実家だわ」ってなった、、けど私の映画はじまり2>>続きを読む

ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

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人が料理するところがみてえでウィシェフをチョイスしたけど味で感動というより、言葉を覚える記憶する動くことに焦点あてていたのがよかった。移民に寄り添いながら現実は厳しくドリームにはけしてならない。あくま>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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スパイダーバースアクロスザスパイダーマン5分に一回泣いて観てた。もともと1からの作画違いの共存(アメコミの作家違い)をさらに生かした演出、1つに統一した作風にするのではなく、「そのままで居ること」を肯>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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フラッシュ知識ほぼなしでも作中教えてくれた為ついていけたし、これまでの鑑賞体験でも観たことない画があって興奮した。まだまだ画づくるできる映画は。めちゃくちゃ傑作なので普通にいろんな人にみてほしいが、そ>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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クリードもだけど何者でもない者が がむしゃらになる物語がこの世で一番刺さるし好きで、喝を入れられる気持ちにもなれ道場的良さも良いが、なによりリアルの加害を背負うということを真っ向に描いてるのが(実話で>>続きを読む

アンダーカレント(2023年製作の映画)

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1時間前迷子でおしまいになる前は、フォーラムで''アンダーカレント''みたけど今泉力哉ならそうするか?(絵作り)って思ってたら原作コミックスで駆け足をかんじたのは原作有だったから、、?もっとこう見たい>>続きを読む

何も知らない夜(2021年製作の映画)

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インド映画と山川世界史Bでしかインドをしらなかったため格差についてもフンワリしてて、反格差運動が政府によって対個人に圧力をかけられてくドキュメンタリー(何も知らない夜)みてからインド映画の役者・スタッ>>続きを読む

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

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主題歌につられてすみっコ初見。
バランかとおもったの雑草ちゃんだったレベルに知識ないまま行ったから、
キャラたちが人見知り、選ばれない存在、自分をごまかしてるみたいな造形で驚いた

すみっコぐらし6文
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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キラーズオブフラワームーン、本当によかったので見てください!映画館で見れて本当によかった!3時間あるけどカットと編集の凄みで気にならないだれない。静のスリル・サスペンス・緊張感が続く。時代的にこの味の>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

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精神的に疲れてると、スピルバーグ『プライベート・ライアン』冒頭30分戦闘シーンを繰り返しみたくなる。

"アナログ的な迫力の作り方(※特効祭り)"ってやっぱりリアルを想起させるし(物理的に心身に影響を
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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ター、パワハラのしっぺ返しシステム世界は人肉工場映画だから癒える

法廷遊戯(2023年製作の映画)

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法廷遊戯、前半は観客を追い込むストレスフルなつくり(わざと)だったけど、後半200パーの爽快アドレナリン出るつくり。
あまり見たことない構成で新感覚だった!

白黒の画が良すぎて一生それでみれる。画を
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(2023年製作の映画)

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首みた!ナポレオンみたあとだから見劣りするかな〜って心配...懸念でしかなかった北野武を信じろ。PG15だけあって、景気良く流血するから(ゴアではない)青トーン画面に対して画面映えがすごかった(最悪な>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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トットちゃんみて、改めて戦争ってものは、人が持つゆとりが次第にないものねだりになって、人々からいつのまにか寛容が消えていく''無慈悲化のシステム''だなあと思いました。同一化を強要される世界の痛みを表>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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ネトフリ独版、西部戦線異常なしめっちゃよかった〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!開始2分で「絶望」を叩きつけられるし、最初の死んだ兵士から衣類を集める→クリーニング→銃弾跡を縫う→新品として新兵に渡すっ>>続きを読む

東部戦線(2023年製作の映画)

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東部戦線みたけど最初の爆撃が起きたショックから、日常化して周囲の爆撃にどんどん慣れてく(わたしもそうなっていた)、のを追体験してた。これは劇映画ではないのでカメラを持つ者だけが記録でき、「君の仲間が死>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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原作を読まないで観に行って、大変ハラハラドキドキワクワクしました。
お兄ちゃんが出るぞ、、出るぞ、、となるたびに笑い声がおきてて、原作読んでる人もちゃんときてるんだなぁ。

声優について。
主人公であ
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

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今作の話の前に紹介したい作品がある。
昨年秋に山形国際ドキュメンタリー祭2023で「東部戦線」だ。
この作品は、監督自身が頭にカメラをつけ、攻撃に晒される救急車の中から前線の様子を届けてくれていた。
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陰陽師0(2024年製作の映画)

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要素がてんこ盛りだったから、何かしらが必ず刺さるつくりになってた。
わかりやすい感情表現に安心感があるし、エンタメをみたい客層に向けた花束みたいな作品だったと思う。
スケールの大きい作品が邦画だと作ら
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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ハイキュー劇場版みたんですけどみにいった方がいいです(ストレート感想)

ハイキューのアニメ未履修だったから日向の声、村瀬歩だったな!?からスタートしたわけだけど、研磨の感情にフォーカスしてるから原作
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

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冒頭、映画館初見での発進シーンで"""""感情""""""になったの思い出しちゃった。ひとりひとりの「行きます」に呻き声をあげそうになりながら腕組んで耐えて見てた...(あのとき夢中になった作品が当時>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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カラオケ行こ!酒入れて(素面でみるにはワシが狂児強火で...)実写見てきたんですが、狂児が綾野剛パワー&演劇的アプローチで立体化されててオオ...(感嘆)となってた。「刺さった矢が抜けない」って狂児が>>続きを読む

ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

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実は見たことなかったノスタルジア。死ぬまでに観る1作なのは分かってたので映画館で観れて幸運&興奮。正直寝てもいいかと入ったけど、カットごとの陰影の美しさ・カメラワークの冷ややかな熱っぽさでキマッて目覚>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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エリセの新作 瞳をとじて、オレが「愛した映画(フィルム)」がそこにあって、感情が揺さぶられまくって、震えがとまらなくなってきた。記憶喪失の男がフィルム映画のメタファーにも見えて、今はなき記憶は幻...>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

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興奮しすぎて顔真っ赤にしてみてた 

国を挙げて映画産業にバチバチに力を入れていることに''誇り''を感じられる作品が多いのが韓国で、梟も韓国映画と映画に対してかなりリスペクトを感じられてエンターテイ
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

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ゴールドボーイ観に行きましたがとんでもないなあ!?サイコパスの岡田将生で見たいもん全部盛りすぎて家系ラーメンすぎるッッッッ!!!''将生もっと殺していいよ♡''(うちわ)状態に''わからせられてしまう>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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夜明けのすべて、映像の膜のなかに入って満たされる体験ができて良かった。全てが瑞々しく、透明感がすごい。闇から光の粒が見えるオープニングカットが映像体験として抜群によくて泣いた(ケイコでも電車が通り過ぎ>>続きを読む

貴公子(2023年製作の映画)

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貴公子、魔女シリーズの制作陣だね...を思いださせる味わい(ラーメン二郎)

ポスタービジュよりは肩の力を抜いてみて大丈夫(闇のワイルドスピードなので) タガログ語、英語、韓国語が出てきて、スポットラ
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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映画PAST LIVES、以下をテーマにしてるNY観光恋愛映画で良かった!初恋VS結婚してる三角関係映画なんだけど、三者ともに''あなたにわたしなのか?''という問いかけしてて大変よかったな(好きで良>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

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アイアンクロー、''実話に基づく''が一番の悲しみすぎたし、苦しくて悲しくてしばらく引きずる。あの時ああしてればが積み重なって人生。祈りが込められた(神同人誌でみた...という表現になる)パートもあっ>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

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痛みと喜びの反復にクラクラしながら観てた。死んだ両親が亡くなった当時の80年代の装いで、中年の主人公より少し若めなのがより切ない...。情緒たっぷりな画と繊細な演技で、近しい人に言える孤独や寂しさが画>>続きを読む