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夜明けのすべてのにのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
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夜明けのすべて、映像の膜のなかに入って満たされる体験ができて良かった。全てが瑞々しく、透明感がすごい。闇から光の粒が見えるオープニングカットが映像体験として抜群によくて泣いた(ケイコでも電車が通り過ぎるシーン、夜景のシーンのあまりの映像愛にいちいち泣いてた)

メンタルの問題、パニック障害とPMSを取り扱っている作品だけど、あくまで日常に寄り添って描かれていてよかった。みんなそれぞれが生きてる人間で、当事者で、主人公なんだとエピソードから・ラストシーンからつたわってきてジーンときたな。音楽、環境音、風景カット、光、めちゃくちゃチルでした。

夜明けのすべて、男女の友情が成立していたのもよかったよ〜!男女が性愛要素なしで紡がれて、理解しあい連帯で繋がる2人の関係性もよかったな
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