良く言えば陰鬱な雰囲気と不気味で気持ち悪いキャラクターを楽しめる作品だが、正直それ以外は良いところがあまりなかった。
中盤では母性だったり、子育ての辛さだったりを描いていて、面白くなりそうに感じたが、>>続きを読む
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エヴァンゲリオンについてはテレビの一挙放送を流し見したことがある程度だったので、今回のシン・エヴァンゲリオン劇場版:||に向けてテレビ版と旧劇場版、新劇場を2回ずつ見て、さらにエヴァンゲリオンに関して>>続きを読む
1つもツッコミどころが無い傑作だった。日本に存在する、明文化されてないが確実に存在する階級を細かく描写していた点が良かった。
序盤の華子1人での写真撮影時の表情とラストの彼女の表情はどちらも笑顔であり>>続きを読む
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夢を追いかけることと現実社会を生きることの様々な現実を登場人物を通して描いていた。
夢を追いかけることも現実社会を生きることもどちらも年齢や性別、実力の壁がある現状の中で登場人物がそれぞれ中心に据える>>続きを読む
悪くはなかったがこうじゃない感もあった。レールをはずれた人が再び社会に戻ることの難しさと、それでも支えてくれる人がいることの希望を見せようとしているのは分かるが、三上が自分の罪に向き合い、反省した上で>>続きを読む
前半のアイドルとの出会いからハマっていくまでの過程はリアルで良かったが、後半にかけて、アイドルオタクである背景が薄まっていく感じがして、失速している感じがした。
前半では普通の青年でも沼にはまり込み、>>続きを読む
時系列を変えることで革のバックを巡って、人々が欲望のために争う醜さ、革のバックが物語の中心になっていることがより際立っていたと思う。序盤と最終番のバッグを取り出すカットではバッグ側から映すことで誰もが>>続きを読む
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「swallow」と同じ雰囲気、メッセージを感じた。「〜らしくあること」の苦しさからの脱却をswallowが描いていた一方でこの映画は「〜らしくしなければならない」ことに囚われた結果、最も間違った姿に>>続きを読む
主人公の抱える困難を赤、自分の意思を青で表しているのが印象的。画鋲を飲み込む前はハラハラしていたが飲み込んだ後からは、困難を乗り越えたかのような主人公を応援したくなった。エンディングのシーンはとても良>>続きを読む
学生時代の佐々木を含めた周りの仲間の青春は誰しもが経験しそうな青春であり、その青春の楽しい記憶も辛い記憶も時が経ってもなお、どこかに抱えて大人になっていくのだと思う。