一つの話を喜劇と悲劇で書いて、同時に進行させる。
面白そう!
と思ったら、全く面白くなかった・・・全く・・・。
どうでもいい薄い二つの話を見せられた感じ。
ハートネットTVで石川文洋を取り上げていたのを見て、この映画の事を思い出した。
映画の内容はすっかり忘れてしまったが、枯れ葉剤の影響で起き上がれないほど頭が大きくなって、寝転がっている障害を持った子>>続きを読む
文芸作品。
どうやらチェーホフやドフトエフスキーを思わせる場面が多いらしい。
主人公アイドゥンはトルコ演劇史を書こうとしているが、そのことが映画の中で何を意味してるのかはよく分からず。
セリフの中で>>続きを読む
場所はレバノンのパレスチナ難民キャンプ。キャンプと言っても何十年も難民が暮らしている場所なので大きな建物が立ち並ぶ。レバノンでもパレスチナ難民は厄介者扱いで、働く場所は無いし、移動の自由もない。なので>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
豚鼻でもペネロピを演じた女優が可愛すぎるから、コンプレックスとして描くのは映画として弱い、という意見が多いようだけども、そこは作り手の意図通りなのではと思う。映画ではペネロピの顔は世間に受け入れられる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この映画を一言で言えば、「インテリの実存的な悩みも、若者の凡庸な悩みも、所詮同じこと。くだらない。」と言うことか。
エイブはインテリで地位も高いが、生きる意味を見いだせず鬱状態。そして持ち前の理屈で>>続きを読む
『人生はビギナーズ』と一緒で、よくわからないけど、不思議な魅力がある映画。
登場人物の誰もが、自己中心的で近視眼的。その結果、無駄に死体が増えていく。やってることは残酷なのに、怖い感じがしないのは作り手の人間感が面白いからでしょうか?
気になるのは、ストーリーに影響を与えな>>続きを読む
正直よくわからず。
不満を言えるうちが華ってことかな?
移動する部屋、どうやって撮ったんだろう?
そういえば、外シーンもなんだか現実感の無いセットみたいに見えた。
このレビューはネタバレを含みます
なんだか含蓄のある映画なんだろうなと。
この映画の中では、レスターとハリーが一番幸せそうに見えた。
ジューダは本当に罪の意識から抜け出せたのか・・・。
陰キャな男からすると、「なんでそんな不真面目そ>>続きを読む
白黒の美しい世界、とても楽しめました!
しかし内容は、いろんなもののオマージュなんだろうな、とは思いましたが、それだけって感じでもありました。
前半のドタバタが一番おもしろかったな。
後半はウディ・アレンのいつものやつ。
前半と後半が違いすぎて、一本の映画としてはイマイチな感じでした。
そんなに面白くはなかったかなぁ。
オチは見えていたので、ちょっと長く感じたかも。
ホントかもしれない、単なる思い込みかもしれない。サスペンスなのかもしれない、恋愛ドラマかもしれない。4つの綱渡りを、軽いタッチでサラッとやってのけるウディ・アレン、さすがです。
虚構と現実の交差のさせかたは、評判が高いだけにさすがだなーと。
でも、最後はちゃんと着地させて欲しかった。
あと、「ヲタ」ではなく「オタク」だった時代の物語だなぁと。なんか色々痛々しくて見ててツラかっ>>続きを読む
荒んだ社会でそれでも頑張ろうとする人たち。
良い映画だな、と思ったが、なぜ主人公が女性なのか。
やっぱり「聖母マリア」に見立てているってことだろうか?
そんなんでいいのかなぁ・・・と考えた。
アメリ>>続きを読む
警察の汚職や、組織改革、黒人に対する発砲の問題、さらには人員不足など盛り込まれているテーマが多く(さらには「有毒な男性的な文化」まで)、焦点がぼやけているように思うが、デモ隊が叫ぶ「信頼はどこへ行った>>続きを読む
消化不良といった感じ。クレールはヴィルジニアにローラを感じたってことなんだろうか?うーん。痛々しいくらいに似合っていない女装姿に目が行って、お話が入ってこない俺が悪いのか。仲が良すぎる=同性愛みたいな>>続きを読む
自分探しに海外留学をした女性が、現地で殺人事件に巻き込まれ、
杜撰な捜査と意識の低い報道で「異常な殺人者」に仕立て上げ
られてしまう話。
この映画を、ベタベタにカリカチュアライズされた三者、警察・マ>>続きを読む
些細なことなのですが、工事用ヘルメットで原付に乗っては駄目だと思いました。
アデルはさすがに成長するだろうね。
きっと良い大人になるよ!って言いたい。
なんかエマ嫌い。
「エマ、カッコイイ!」って人いるけど、
これ、男が演じてたら、只のヤなヤツでしょ。
残念ながら、エンドロールに流れる曲『CIA Man』が一番面白かった。
あんなに堂々としていたイケメンのハビエル・バルデムが、愛おしい3人同棲生活を守るように、オロオロと二人の怒りをなだめようとする姿に、心打たれた。
映画では、このまま終わっていくと思われた映画監督が、『ミッドナイト・イン・パリ』で、もう一山当てて、人生は一筋縄ではいかない感じで終わったけど・・・
これもう一度、作り直さなきゃね(汗
この映画のポイントは2つ。
「何故、ギルは現在に戻ることにしたの?」
「どの視点のパリを選ぶ?」
最後、ギルがアドリアナに別れを告げて、現代に戻った理由ですが、「"現在"って不満なものなんだ それが>>続きを読む
中盤にキャロルが感謝状を書くために悩んでいるところが名場面だった。
自身の不幸な状況のせいで、他の幸福を妬んでしまうことや、誰彼構わず縋り付こうとベタベタしてしまうことってよくある。