aaaakikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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きっと地上には満天の星(2020年製作の映画)

3.5

暗鬱な話だった。
でもこれもハッピーエンドだと思いたい。

子どもが主人公だと思って見たのに、結局ママの話だったか。
何かの理由で働けないとか、売春やヤク漬けを非難するつもりは全然ないけど、でも子ども
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.5

すべてが宇宙空間みたいに、絶妙なバランスの上で成り立っているんだなと思いました。

生きてこそ(1993年製作の映画)

3.9

高校の頃、通っていたキリスト教会の合宿で鑑賞しました。
当時よくいたやたら宗教に熱心な大学生リーダーが、「我々が生かされていることと、神のお考えについてみんなでディスカッションしよう」みたいなことを言
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.5

「センスのある監督が撮ると、日本もそれなりに綺麗に見える」というレビューに惹かれて鑑賞。
2000年の熱海。
イッセー尾形のマジック、長回しみたいだけどどうやって撮ったんだろ。すごい。

お姉ちゃんの
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5つの銅貨(1959年製作の映画)

3.7

ご陽気な音楽映画だと思ったら、重い展開に。でも前向きに生きようという雰囲気が楽しかった。
1924年当時、闇バーでお酒をティーカップに入れて出してたり(禁酒法!)、メガホンみたいので歌うのとか、伝染病
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男と女、モントーク岬で(2017年製作の映画)

3.3

昔の恋愛って自分にとっては超大切で良い思い出でも、相手にとってはそれほどでもないのよね…というお話でしたかしら。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

ヘンな映画だった。
ただし凡人のわたしが思う「ヘン」な中に、いろいろな意味が込められているんでしょうけど、わたしにはわからないのでクスクス笑いながら見た。
見た後でパンフを読んだら、1955年当時のブ
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愛と銃弾(2017年製作の映画)

3.7

ずっと見たかったやつなのに、アクション映画だと思ったらミュージカルだった!
冒頭、棺桶の中で死体が歌い出してびっくり(笑)

不穏なナポリを舞台にしたマフィアもの。
病院の廊下でのフラッシュダンス、0
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銀嶺の果て(1947年製作の映画)

3.8

冬の北アルプスに逃げ込んだ銀行強盗3人組の逃避行を描いておりサスペンスなんでしょうが、山好き、登山好きの人たちへの愛や讃歌がつまった作品でした。

レビューで皆さんに「かっぺ言葉」と言われている若山セ
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暗い日曜日(1999年製作の映画)

4.0

この曲を聴いて自殺する人が多発し、放送禁止になった国もある呪われた名曲「暗い日曜日」の誕生にまつわる秘話…という前提だけでもおもしろいのに。

ええええ面白かった!
何せ、曲が、「暗い日曜日」の曲が良
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アリスの恋(1974年製作の映画)

3.5

女の自立!と言いながら、やっぱり男がいないとダメなのよ〜…となってしまうあたり。そう気づいたときにはもう自立しているのかもね。
ボタンをひとつはずせばチップがあがるとか、今だとなんか言われそうだけど、
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.7

昔はこれも普通に地上波でゴールデンに放送してましたよね、金ローとか洋画劇場で年に一回ぐらい。
10代の頃3回見て(シャロン・ストーン目当て)3回ともよく意味がわかんなかった。
やっぱねえフィリップKデ
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ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(2020年製作の映画)

3.7

いかにもつまらなそうなタイトルですが、けっこうおもしろかったです。
今の嫁と前の嫁(故人)のバトルという、ちょっと古くさいストーリーだなと思ったらリメイク映画なのね。

とにかく、ファッションやインテ
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博士と狂人(2018年製作の映画)

4.0

子どもの頃初めて国語辞典を買ってもらったとき、面白くて夢中で読んだの思い出した!
日常的に使う言葉が「定義」されてて、面白いなー、これ作った人ってすごいなぁぁと思ったんだけど、そんな人のはなし!

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沈黙の官能(1976年製作の映画)

3.5

金によってくっついたり離れたりする仲の悪い父親&三兄妹。
弟のピッポは父からの資金で金物屋を買い、その娘と結婚するが、彼女は頭脳も下半身もやり手な女だった…!

とにかく金、金。
昔からよくある遺産モ
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月下の恋(1995年製作の映画)

3.8

こぅ様がなぜか突然おススメしてくだすった映画。なんでこれをわたしに?と思って見ましたが、めちゃくちゃ好きな世界でした・:*+.\(( °ω° ))/.:+♡

何せ1920年代英国ゴシックホラーな雰囲
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.7

猫が可愛い映画とは聞いていましたが、まさかの猫さんが名優すぎてびっくり!
シカゴへの車の中で、ルーウィンと一緒にこっち向いてちゃんと話を聞いているんだもの…話が終わると前を向くし、この猫さんは、これま
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ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

3.7

そりゃ山なんか登るだけで感動するんだから、景色が見たければBS4Kのきれいなドキュメンタリーでも見てれば良い。
それを、ジーさんしかもロバート・レッドフォード&ニック・ノルティが登るってことに意味があ
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雷神-RAIJIN-(2008年製作の映画)

3.4

セガールが脚本か。
猟奇殺人好きやなーこの人。
若い嫁も好きやなーソリの合わないFBIとかも好きやなー雷神とかあだ名つけんのも好きやなー。
敵もどう見てもセガールより弱そうなヒョロい白人だったんでハラ
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最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

2.0

結婚て、日本人同士でもいろいろ大変なのに、国際結婚ともなると、本当大変だと思う!

でも、映画自体は合わなかった!
冒頭の、ユダヤ教の割礼に関しての笑いがどうも笑えず(犬はないだろう…)、それがひっか
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私の秘密の花(1995年製作の映画)

3.5

冒頭は、息子の脳死を宣告される母親…全然関係ないところから話がスタートするから、何がなんだかわからない感じとかアルモドバル監督の感じで楽しい。
ロッシ・デ・パルマが真っ赤な口紅で出てくると、アルモドバ
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ファクトリー・ガール(2006年製作の映画)

3.7

最初はなんか美大の女の子が好きそうな、オサレ映画だと思ってみてましたが、さすがに彼女はかわいそすぎた。
別に彼女は憐れまれたいわけじゃないと思うけど…どうしようもなかった。最後の方は彼女と一緒に苦しみ
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義足のボクサー GENSAN PUNCH(2021年製作の映画)

4.0

こういう、シンプルで淡々とした映画好きだな。
みんな口数少なくて、ねちっこい人間ドラマもなく、誰かがすごくドラマチックなセリフを吐くわけでもない。
まあ、義足のボクサーがプロのライセンスを取るためにフ
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ベビイドール(1956年製作の映画)

3.5

最初はキモいロリコン親父だと思った男が、だんだん哀れになってくる。綿工場の仕事は他にとられるわ、若い嫁をもらって右往左往しているサマを、みんなに笑われているわ。
ベビイ・ドールは学がなく、でもお金持ち
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パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)

3.4

良い話ちっくになってるけど…なんか引っかかるところが多かった。
「ヴィアジェ」というフランスのアパートの制度は興味深かったが、途中からそんな話どうでも良くなってるし。
出てる俳優は素晴らしいけどなんか
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.7

マイケル・ケインめあて第三弾

ハリー・ポッターを見たときも思ったんですけど、最近の映画だなあー、よくできてるなあって感じ。世界観とか美術とか、ハマる要素が無数にあって、面白いんですけどね、スキがない
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湖畔のひと月(1995年製作の映画)

3.7

1937年夏、イタリアのコモ湖畔にあるヴィラに滞在する人々の恋模様。
中心はミス・ベントリー(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)が耳の形を気に入ったウィルショー少佐との老年の恋ということになるのですが、ミス
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

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この映画の最初から最後まで、徹頭徹尾わけがわからなかったわたしは、何か人間的に大切なものが欠落しているのでしょうか?
この映画好きな人多いし、わたしも昔テレビで見たときは、素敵だわと思った思い出あるん
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.6

名画泥棒の話はたまにあるけど、目的がさまざまなのがおもしろい。
前半は展開についていきづらかったですが、後半の裁判になるととてもおもしろかったです。
弁の立つ人が能力を発揮するところは楽しいですね。
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リトル・ヴォイス(1998年製作の映画)

3.3

マイケル・ケイン目当て第二弾

前半、おとぎ話だとしても良い話だなあ…と涙して見てたわたしは後半ハニワ顔に。
なんだこの支離滅裂な映画は。
監督はなんか途中でなんか事故にでも遭ったんかまじで。

まあ
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カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

3.7

バート・ヤングが83歳で亡くなりました。
『ロッキー』のエイドリアンの兄ポーリーが有名ですが、『チャイナタウン』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』など多数に出演していた、味のある名俳優で
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デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

3.5

大好きなマイケル・ケインが引退表明のニュースを聞き、これを機にいろいろ見ようと思いました。
わたしの中でのベストマイケルは『サイダーハウス・ルール』のラーチ先生。
『鷲は舞い降りた』も良かったしもちろ
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アウェイ・フロム・ハー 君を想う(2006年製作の映画)

3.6

見る人によって感想が変わりそう。
大きくは、男か女かによって感想が違うだろうし、若い子が見るか年とって見るかでだいぶとらえ方は変わるでしょうね。

ストーリーは、元大学教授が、奥さんにアルツハイマーの
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.7

別におもしろくはなかったけど、すごく美しくてしみる映画だった。
主人公のジェーンの意志が強そうな表情とか、ポールがいつも浮かべている困ったような笑みとか。

主人公はさまざまな体験をへて作家になった、
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天使の宿り木(2004年製作の映画)

3.5

「飾り窓」に座って客引きする売春婦が、娼婦仲間から息子を迎えに行ってほしいと言われる。
息子は病院にいて、母親が隠れて貯めたお金が入ったコインロッカーのキーを持っていた。
逃避行が続いてグロリア風サス
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もうひとりの息子(2012年製作の映画)

3.9

赤ちゃんを取り違えられた、イスラエルとパレスチナのそれぞれの家族の話。最終的に息子たちの、自分のアイデンティティの話になっていきました。
ユダヤ教のラビが、ユダヤ教は生まれながらにしてなるもので、そう
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